- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

増田健太郎「常に競争の世界」

全日本選手権2連覇を果たし、現在は日本テニス協会ナショナルチーム・デビスカップ代表コーチを務める増田健太郎(日本)氏がtennis365.netの独占インタビューに応じた。

最終回となる第3回では、ジュニアプレーヤーの育成についてコメントをした。

【増田健太郎 独占インタビュー】

-Q.指導者として、今のテニスの注目度の高さを一過性のものにしないためにはどのようなことが必要だと思うか?
強化に携わっている人は、トップ選手がいる高いハードルについていける選手を育成していかないといけないと思います。
またテニススクールを運営する側としては、夢や希望をもって来て頂いている人たちに上達する楽しさをちゃんと伝えられることが継続に繋がると思います。

-Q.ジュニア、選手が世界で通用するために必要なこととは?
まず、自分のいるカテゴリーで1番になることですね。
間違いなくそれが次のステップになりますし、横にいる人に勝てないのに上の人に勝てるわけはないです。常に競争の世界ですから。

海外に行けば強くなれるわけではないです。
錦織圭(日本)選手がきっかけとなり海外留学に注目があつまっていますが、これまでも沢山の選手が海外に行っています。
海外に行けば必ず強くなれるわけではないですし、一方で国内で育ってきた添田豪(日本)選手や伊藤竜馬(日本)選手がトップ100に入っています。
まず自分の戦っている地域、所属しているテニススクール、その中でトップを目指すことです。
そこを目指し続けていけばトップ100に繋がることを2人の選手が証明しています。
彼らは日本の高校生活を送った選手ですから。
海外にいけないとしても悲観せずに、自分のカテゴリーでトップになるために精一杯頑張ることで充分にチャンスはあります。

-Q.ジュニア世代の日本人選手と海外選手のレベルについてどう感じるか?
年齢が低い年代ほど海外とのレベルの差はあまり無いと思いますが、特に男子だと16歳ぐらいから差が出ています。
その理由として、日本では所属するスクールや学校でトップになった選手が切磋琢磨する環境が少なくなる傾向があります。
自分のカテゴリーでトップになったら、次に自分がトップになれていないところへ環境をステップアップしていくことを恐れないで進む事が大事だと思います。
もちろん海外選手と体格の差はありますが、錦織選手はあの体格です。
体格が理由ではなく、練習する環境、内容の差だと思います。

-Q.強くなるために必要な練習は?
とにかくフィジカル面です。
試合の時に、開始時点と終了時点で同じパフォーマンスを発揮するぐらいの体力をしっかり鍛えておくことです。
そして、ボールを打つ球数をしっかり確保することです。
自分がどれだけ練習したかは、試合の中で自分のメンタルを大きく左右することなので。
あとは自分からボールを打っていくことです。
速いサーフェス、低いバウンドの環境でやっているとスピードとタイミングだけでテニスをしてしまいます。
でも海外に出ると遅いサーフェス、はねるバウンド、自分からボールを打てないと勝てない世界なんです。
自分からボールを打つことは当たり前のようで、上手くボールを返してしまう。
自分からボールを打っていくことで主導権を握る事ができ、試合をもってこれるのか、相手に主導権を渡してしまうのかが決まります。
体力をつけて沢山打って、全てのショットを自分から打って主導権をもつことですね。

-Q.ジュニアのポリガット使用についてどう感じるか?
最初は経済的なことを考えると、高価なガットを選択するのは難しいと思います。(ポリガット)は今の主流でもありますし。
特に問題視はしていないですが、自分は高いレベルの選手に対してはナチュラルを勧める事は多いです。そのプレーヤーのプレースタイルに合ったストリングの選択を勧めます。
ただフルスイングで打つだけでなく、もっと回転をかけたり精度を上げたりするために、プレースタイルに合わせてストリングを選択していくと良いと思います。

-Q.体格差が試合においてハンデになると思うか?
もちろんリーチの長さ、サーブには影響があります。
その中で、技術でどうやって埋めていくのかを証明してくれたのが錦織選手だと思います。
早いタイミングで打点に入って早い展開をすることで対抗できることを見せてくれています。

《増田健太郎 独占インタビュー①》

増田健太郎…父の教えで幼少からテニスを始める。高校時代にはインターハイ個人戦・団体戦、全日本ジュニア、全日本室内ジュニアと国内のジュニアタイトルをすべて制覇する。90年からプロに転向し93・94年に全日本選手権2連覇を達成した。
27歳の時にスペインへ留学し、現在は日本テニス協会ナショナルチーム・デビスカップ代表コーチを務める。

取材協力:《MTS三鷹テニスアリーナ》


■最新ニュース■ 
・錦織変わらず 添田1つ上がる
・吉崎仁康 「全英の実況がしたい」
・国枝 慎吾 現役7人目の受賞
・ジョコビッチ 偉業達成なるか
・鍋島 「マッケンローからお祝い」


■最新動画■ 
・【全編無料】錦織 圭vsマレー
・錦織が直面した王者ジョコビッチの壁
(2015年1月1日10時41分)
  • コメント -

    その他のニュース

    4月16日

    西岡良仁 バルセロナOP初戦敗退 (21時33分)

    【1ポイント速報】西岡良仁vsムナル (20時00分)

    ダニエル太郎 ストレート勝ちで2回戦へ (19時48分)

    【1ポイント速報】ダニエル太郎vsオコネル (19時25分)

    驚異のバウンド 相手頭上超えるエース (19時23分)

    ポール回し成功!相手呆然 (18時07分)

    大坂のクレー&芝参戦「GS優勝目指す表れ」 (17時30分)

    大きく腫れ上がった足首公開 (17時13分)

    世界1位在位99週、歴代単独9位に (16時31分)

    勝利目前で負傷、先月ジョコ撃破20歳 (16時04分)

    「引退は退屈だった」復帰表明 (15時00分)

    ドミニカ出身の23歳がツアー初白星「特別」 (14時31分)

    島袋将、快勝で光州CH初戦突破 (12時33分)

    【1ポイント速報】島袋将 CH1回戦 (11時02分)

    負傷続くアルカラス「できる限りのことを」 (9時01分)

    ナダル「最後の年として、1秒1秒を楽しみたい」 (7時32分)

    4月15日

    シャラポワ「記憶に残る試合は敗戦」 (18時58分)

    チチパスVで世界6位以下が混戦に (18時01分)

    37歳ガスケがツアー1000試合目へ (17時05分)

    マッケンロー以来 34年ぶり快挙 (16時02分)

    前週Vの内山靖崇 74上げ167位に (14時59分)

    大坂なおみ 1つ上げ192位 (14時01分)

    チチパス父「息子の力疑ったことない」 (10時46分)

    準Vルード「追いかけ続ける」 (9時57分)

    チチパスV「信じられない」トップ10復帰へ (8時39分)

    ダニエル太郎 初戦は世界62位と対戦 (7時04分)

    チチパス 2年ぶり3度目の優勝 (0時04分)

    【動画】ポール回し成功!スーパープレーに拍手喝采 (0時00分)

    【動画&画像】カゾーが負傷した実際のシーンとカゾーの腫れ上がった足首 (0時00分)

    【1ポイント速報】ルードvsチチパス (0時00分)

    4月14日

    錦織圭 マドリッドOP欠場 (22時15分)

    アルカラス 負傷で2週連続欠場 (20時49分)

    ナダル「人生の一部を過ごした場所」 (19時48分)

    内山 5年ぶりV「更に上を目指す」 (19時03分)

    単敗退ズベレフ 5年ぶり複V王手 (18時03分)

    誤審が影響「全く違う結果になった」 (16時28分)

    【初中~中級】男子ダブルス大会開催 (15時44分)

    幻の焼き芋 貰える!混合ダブルス大会開催 (15時25分)

    内山靖崇 4年半ぶり6度目の優勝 (14時55分)

    【1ポイント速報】内山靖崇 2年7ヵ月ぶり決勝戦 (12時34分)

    ジョコ撃破 6度目の対戦で初 (12時10分)

    シナー敗退、重要場面で誤審の不運 (10時43分)

    大坂なおみ 2年ぶりクレー 相手決定 (9時11分)

    ジョコ 準決勝で敗退「がっかり」 (7時18分)

    4月13日

    内山靖崇 2年半ぶりCH決勝へ (22時25分)

    大坂なおみら全選手がBJK杯振り返る (20時56分)

    杉山愛監督「世界一は夢じゃない」 (20時32分)

    大坂なおみ パリ五輪出場に意欲 (19時36分)

    日本 11月開催BJKファイナルズ出場決定 (19時09分)

    青山/柴原ペアは敗北、日本3勝1敗で予選突破 (17時58分)

    「大坂はGSを1つ、2つ獲れる」 (17時40分)

    【1ポイント速報】BJK杯「日本vsカザフスタン」2日目 (16時54分)

    日比野「自然に涙が出ました」 (16時49分)

    日比野 激闘制し3連勝、ファイナル進出決定 (15時21分)

    チチパス 失セット0で4強へ (12時09分)

    ティアフォー 4ヵ月でコーチと別れ (11時09分)

    熱戦制したシナー、ルーネ撃破で4強 (9時28分)

    ジョコ 不調乗り越え9年ぶり4強 (8時37分)

    ←ニューストップへ
    ←前のページに戻る
    ウインザーラケットショップ

    >>動画をもっと見る<<




    テニスの総合ポータルサイトテニス365
    テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!