男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル)。アジア勢男子として初出場の
錦織圭(日本)は予選ラウンドロビンでグループBに組み分けられ、現在予選2試合を終えてリーグ成績を1勝1敗とした。
錦織と同じグループBに組み分けられているのは、
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(英国)、
M・ラオニチ(カナダ)で、予選2試合を終えた段階では誰も準決勝進出は決まっていない。
予選ラウンドロビン突破の条件としては、
①勝数が最も多い
②試合数が最も多い
③直接対決の成績
もし三つ巴になった場合は、
①セットの獲得率が最も高い
②ゲームの獲得率が最も高い
③ランキング
となっている。
11月13日23時から行われる錦織とラオニチの試合で、錦織がストレートで勝利をおさめた場合、その後行われるフェデラーとマレーの対戦でフェデラーがマレーに勝利するか、フルセットで敗れた場合、準決勝進出が決まる。
錦織がストレートでラオニチに勝利しても、フェデラーがストレートで敗れた場合は三つ巴になるため錦織、フェデラー、マレーのゲーム獲得率次第で予選突破となる。
錦織がラオニチにフルセットで勝利した場合、フェデラーがマレーに勝利するか、フルセットで敗れた場合でも準決勝進出が決まる。
もし、錦織がストレートでラオニチに敗れた場合、フェデラーがマレーをストレートで下したら錦織、マレー、ラオニチのゲーム獲得率次第で予選突破となる。
錦織がフルセットで敗れた場合、フェデラーがマレーに勝利すれば予選突破が決まる。
錦織が予選で敗退となるのは、錦織がラオニチにフルセットで勝利し、フェデラーがマレーにストレートで敗れた場合。錦織がラオニチにストレートで敗れ、フェデラーがフルセットで勝利かフルセットで敗れた場合。錦織がフルセットで敗れ、フェデラーがマレーに敗れた場合となる。
まずは錦織がラオニチに勝利することが、準決勝進出へ大きく前進する条件となり、その後行われるフェデラーとマレーの試合によって左右される。
予選ラウンドロビン3試合目となる錦織とラオニチの一戦は、日本時間11月13日23時以降(現地時間11月13日14時以降)から開始予定で、第2試合に組まれている。
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