男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は1日、シングルス1回戦が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が
I・ドディグ(クロアチア)を6-3, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
錦織は試合後の会見で「やっぱり打っても打っても決まらなかったり、結構ボールがおっきくなり、コートが遅くなったのもあり、自分からどんどん体重をかけて打っていかないと決まらないと感じていたので、どうやって崩したらいいんだろうと、最初特に思っていました。」
「なんとなく雰囲気にのまれるというかそんな感じはありましたけど、なんとか集中力を取り戻して1ポイントずつ戦うことを思い出してやれました。1セット目を取ってからはもっと自信を持ってリラックスしてプレー出来ました。」と話している。
長いストロークが続く場面があり、苦戦の旨を話すが試合結果ではファーストサービスを81パーセントの確率で入れ、ファーストサービスが入った時73パーセントの確率でポイントを獲得し、ドディグに1度ブレークされたものの、与えたブレークポイントはわずかに1度のみだった。
サービスを得意とするドディグに6度のサービスエースを決められるも、ドディグのセカンドサービスから70パーセントの確率でポイントを獲得し、7度のブレークチャンスから3度のブレークに成功している。
錦織の2回戦は同世代の
D・ヤング(アメリカ)との対戦はセンターコート3試合目に行わる。
両者は3度目の対戦となり、錦織はヤングに2勝0敗と全勝している。
《錦織vsヤング メリカ国際インドアテニス選手権2回戦の記事はこちら》《錦織vsヤング 全豪オープン3回戦の記事はこちら》また、ダブルスでも勝ち進んでいる錦織は
内山靖崇(日本)と組み、初のベスト4をかけ第3シードの
M・グラノジェルス(スペイン)/
M・ロペス(スペイン)組と対戦する。この試合はセンターコート5試合目、18時以降に行われる。
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