岐阜メモリアルセンターにて開催されている全日本学生テニス選手権大会(通称:インカレ)は26日に女子シングルス決勝が行われた。
女子シングルス決勝は、第6シードの藤原悠里(関西大学)と第15シードの
長谷川茉美(日本)(早稲田大学)の対戦となった。
第1セットは、高い打点から強烈なフォアで攻める藤原悠里に対し、キレのあるストロークでカウンター気味に切り返す長谷川茉美という展開に。しかし、「緊張して自分のプレーができなかった。」という長谷川茉美のミスが早く、藤原悠里が6-0で先取する。
だが第2セットになると、「6-0で取られたことで気持ちが楽になった。」という長谷川茉美が、持ち味であるテンポの早い攻撃で藤原悠里を苦しめ3-1とリード。その後、藤原悠里が逆転し5-3アップとするも、長谷川茉美が5-5まで追いつき、結局このセットはタイブレークへ突入。
そのタイブレークも一進一退の攻防が続くが、6-5とアップしセットポイントを握ったのは長谷川茉美。だが、オープンコートへ切り返せば決まるバックボレーがネットとなり6-6。
ここから「技術でなく気合いで勝っていこうと思った。」という藤原悠里が2ポイントを連取し、「狙ってはいましたが、本当に優勝することができて嬉しいです。」とインカレ初タイトルを手に入れた。
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