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フェレールがスペインに貴重な1勝をもたらす◇デビスカップ決勝

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝(チェコ共和国、プラハ)、スペイン対チェコ共和国の対戦がD・フェレール(スペイン)とR・シュティエパネック(チェコ共和国)との対戦で開幕し、世界ランク5位のフェレールが 6-3, 6-4, 6-4 でシュティエパネックに勝利し、今大会2年連続での優勝を狙うスペインに貴重な1勝をもたらした。

両者は過去9度対戦、フェレールが6勝3敗とリードし直近ではフェレールが3連勝している。

フェレールのサーブで始まった第1セット、両者キープ合戦が続いた。迎えた第6ゲームでシュティエパネックは、自身のサービスゲームで2度のダブルフォルトとストロークのミスから、0-40としてしまう。しかしここからダブルス巧者の実力を見せ、ドロップボレーやサービスダッシュでポイントを重ねデュースに追いつく。しかしシュティエパネックはゲームを取りきることができず、11回のデュースを繰り返す。最後はシュティエパネックがサービスからポイントを奪い、22分におよぶゲームをキープしピンチを跳ね除け、ゲームカウントを3-3とする。

続くゲームはフェレールがしっかりとキープし、4-3で迎えた第8ゲーム。シュティエパネックは再び自身のダブルフォルトから30-40とフェレールにリードを許し、再びピンチを迎えると、ここで痛恨のダブルフォルトを犯してしまい、フェレールにブレークを与えてしまう。続くゲームはフェレールがしっかりとキープし、ファーストセットは6-3でスペインが先取する。

セカンドセット、地元チェコの応援を受け挽回を図りたいシュティエパネックであったが、勢いにのったフェレールにブレークを奪われリードを許してしまう。このままフェレールリードで進むと思われた第6ゲーム、3-2でフェレールがサーブの場面、ネットプレーでフェレールにプレッシャーをかけたシュテパネックが0-40とリードし、最後はフェレールがハーフボレーをネットし、シュティエパネックがこの日初めて掴んだブレークポイントをものにし、ゲームを3-3のタイに戻す。

続くゲームは互いにキープし、4-4でシュティエパネックのサーブを迎える。ここでしっかりとサーブをキープしフェレールにプレッシャーを与えたいシュティエパネックであったが、世界ランク5位のフェレールが強烈なリターンを繰り出しブレークに成功。続くゲームをキープしセカンドセットも6-4でフェレールが連取する。

第3セットに入り、シュティエパネックもネットプレーからポイントを奪うものの、第1ゲームと第7ゲームでブレークを奪われ、試合は5-2でフェレールのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ここからフェレールも2本のダブルフォルトを犯し、シュティエパネックにこの日2度目のブレークを許すも、5-4で迎えた自身のサービスゲームで最後はシュティエパネックのボレーがネット。ストレートながら3時間に及ぶ熱戦を勝利でおさめた。

「3セットで勝つことができたのは良かったね。自分の役割を果たすことができて本当にうれしく思うよ。重要なポイントでラデク(シュティエパネック)より良いプレーができて、本当に貴重な1勝をあげることができたよ。」と試合後のフェレール。

「今日一番の違いはサーブだったね。今日は本当にサーブのタイミングがおかしくなってしまって、彼(フェレール)にプレッシャーをかけることができなかったよ。ファーストサーブが入らなかったので、彼に有利に試合をすすめさせてしまったよ。」と自身の試合を振り返るシュティエパネック。

この日56%しかファーストサーブの入らなかったシュティエパネックは、第2、第3の両セットのファーストゲームでブレークを奪われ厳しい試合展開を余儀なくされていた。

48本のウィナーを奪い勝利したフェレールは今年の勝利数を75勝に伸ばすとともに、デビスカップでの成績を22勝4敗に伸ばした。フェレールは今年今年ツアー最多となる7度の優勝を飾るとともにツアー最終戦にも出場するなど好調を維持していた。

大会1日目の第2試合には世界ランク6位で地元の期待を一身に受けるT・ベルディフ(チェコ共和国)とN・アルマグロ(スペイン)が登場する。

スペイン対チェコ共和国戦の試合結果および本大会の組み合わせは、以下の通り。

【大会1日目】
・シングルス第1試合:
D・フェレール○-× R・シュティエパネック, 6-3, 6-4, 6-4
・シングルス第2試合:N・アルマグロ vs T・ベルディフ

【大会2日目】
・ダブルス第1試合:M・グラノジェルス(スペイン)/M・ロペス(スペイン) vs L・ロソル(チェコ共和国)/I・ミナール(チェコ共和国)

【大会3日目】
・シングルス第1試合:D・フェレール vs T・ベルディフ
・シングルス第2試合:N・アルマグロ vs R・シュティエパネック

(翻訳/大木茂敬)

(2012年11月17日10時47分)

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