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男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がB・パウ(ドイツ)を6-7 (6-8), 7-6 (7-2), 6-4で振り切り、何とかベスト4入りを決めた。試合時間は2時間57分にも及んだ。
4本のマッチポイントをしのいで勝利を決めたティプサレビッチは、試合後「第2セットを奪えたこと、また4本のマッチポイントをしのげたのはややラッキーでした」と激戦を振り返った。
「ファイナルセットでは平常心を失わずにいいプレーができたと思います。長い試合になりましたのでマッチポイントでは申し訳ない気持ちになりました。これは相手が誰であろうと同じ気持ちになったと思います。(4本のマッチポイントについては)2本は彼に力が入っていたと思います。残りの2本については私の方でいいプレーができました。」
勝った28歳のティプサレビッチは準決勝でT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。ベルッチは準々決勝でC・M・ステベ(ドイツ)を6-4, 6-1で下しての勝ち上がり。
一方、ドローの他の山では第2シードのJ・モナコ(アルゼンチン)が予選から勝ち上がっていたP・セルベナクを6-1, 7-5で倒し、ベスト4進出を決めた。
世界ランク14位のモナコは準決勝でG・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。ガルシア=ロペスは準々決勝で主催者推薦で出場のD・ブラウン(ジャマイカ)を6-0, 6-3のスコアで一蹴して勝ち上がっている。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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