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男子テニスツアーのAEGON国際男子(イギリス/イーストボーン、賞金総額40万3950ユーロ、芝)は19日、シングルス1回戦5試合が行われ、添田豪(日本)は第7シードのP・コールシュライバー(ドイツ)に4-6, 5-7のストレートで敗退、2回戦進出はならなかった。
先週行われたハーレ大会では、世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)に勝利するなど好調を維持しているコールシュライバーは、この試合だけ8本のサービスエースを叩き込むと、添田から3度のブレークに成功、1時間27分で勝負を決めた。
第6シードで元王者のA・ロディック(アメリカ)は同胞のS・クエリー(アメリカ)と対戦、第1セット5-2とリードを奪うと、この場面で背中の痛みに耐えきれなくなってしまい、試合を棄権した。
3月のマイアミ・マスターズでR・フェデラー(スイス)に勝利して以来、ここまで6連敗を喫していたロディックは「彼に何が起きたかは別として、本当に良くボールを打てていました。ここ数日の練習は良い感触でした。何が理由かは分からないけど、すごく調子が良いのです。」とコメントしている。
また、今大会には2002年以来の出場となるロディックは「ここは準備には最高の場所。練習で試合の状況を再現することはできませんし、それを必要としていました。ここでプレーするチャンスをもらえたことに感謝しています。」と、大会について語っている。
この他に行われた試合では、ルー・イェンスン(台湾)が第5シードのJ・ベネトー(フランス)に6-3, 2-6, 7-6 (7-4)で勝利したほか、S・ダルシス(ベルギー)がM・エブデン(オーストラリア)に6-2, 6-4で、D・イストミン(ウズベキスタン)がM・ロドラ(フランス)に6-4, 6-3で勝利している。
この日はシングルス2回戦1試合が行われており、予選から勝ち上がってきたM・マトセビッチ(オーストラリア)が第1シードのR・ガスケ(フランス)を1-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-3)の逆転で破る波乱が起きている。
今週月曜日に26歳になったばかりのガスケは、2度のブレークで第1セットをあっさり先取したものの、第2セットでは4本あったブレークチャンスを生かせずにタイブレークの末にマトセビッチにセットを奪われてしまう。
第3セットではお互いに1度のブレークに成功して再びタイブレークへ。このタイブレークを制した世界ランク82位のマトセビッチが同19位のガスケを撃破、2時間26分でベスト8進出を果たした。
今大会の優勝賞金は7万1000ユーロ。
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