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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ準々決勝、アルゼンチンとクロアチアの対戦(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)は対戦3日目の8日、リバースシングルス2試合が行われ、ここまで2勝1敗でリードしていたアルゼンチンが第1試合で勝利、3年連続となるベスト4進出を決めた。
この日の第1試合では、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がM・チリッチ(クロアチア)に6-1, 6-2, 6-1とストレートで快勝、この時点でアルゼンチンの準決勝進出が確定となる3勝目となると、続く第2試合でJ・モナコ(アルゼンチン)がA・ベイチ(クロアチア)に6-1, 6-1で勝利、アルゼンチンが4勝1敗で勝利となった。
初日のシングルスではI・カルロビッチ(クロアチア)にストレートで勝利していたデル=ポトロは、この日の試合でもホームの観衆を味方につけ、チリッチに2時間19分で勝利している。奇しくも、デル=ポトロは初日の試合にも2時間19分で勝利していた。
万全の体調ではなかったデル=ポトロであったが「簡単ではありませんでした。応援がとても重要でした。自分の母国で勝利することは、いつでも素晴らしいことです。今年は、デビスカップを戦うために良いチームになりましたし、この週末はチームメイト全員がハッピーです。」と、勝利の喜びを語っている。
一方でクロアチアのエースであったチリッチは、土曜日までに10セットをプレーしていた。初日のシングルスではフルセットでD・ナルバンディアン(アルゼンチン)に勝利したものの、2日目のダブルスではフルセットで敗戦を喫していた。
「彼が疲れているのはわかりました。しかし、こちらは自分のプレーに集中しましたし、とても良いプレーだったと思います。」とデル=ポトロ。
一方のチリッチは「3日間連続での試合はやり過ぎだったと言わざるを得ないけど、フアンは本当に良い試合をしていたし、とても堅実で簡単にはポイントをくれなかった。足に疲れがあったので、積極的にプレーする必要がありました。」と、疲労がたまっていたことを認めている。
勝利したアルゼンチンは、9月に行われる準決勝ではホームでチェコ共和国を迎え撃つ。昨年の決勝でスペインに敗れているアルゼンチンは、これまでに4度の決勝進出を果たしているものの、いまだタイトルには手が届いていない。
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