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女子テニスツアーのコルサニータス杯（コロンビア/ボゴタ、賞金総額２２万ドル、クレー）は１７日、シングルス準々決勝４試合が行われ、Ｅ・ガロビッツ（ルーマニア）がＭ・デュケ=マリーノ（コロンビア）を7-6 (7-3), 3-6, 6-2と２時間３２分の接戦を制して、２０１０年９月以来１年５ヶ月ぶりとなるツアー準決勝進出を果たした。

ブレーク合戦となった第１セットは、両者３度のブレークを奪い合いタイブレークへ。そのタイブレークを制したガロビッツだったが、第２セットでは３度のブレークをデュケ=マリーノに許し、試合は第３セットへ。第３セットでも２度のブレークを奪われたガロビッツだったが４度のブレークに成功し、フルセットの接戦を制して、２０１０年９月の中国は広州大会以来となるツアー４強入りを決めた。

ガロビッツは２００７年６月のスペインはバルセロナ大会以来となる自身２度目のツアー決勝進出を懸けてＬ・アルアバレッラ=ベシーノと準決勝を行う。アルアバレッラ=ベシーノはこの日、予選を勝ち上がったＰ・オルマエシェアを6-3, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。

１９歳同士の対戦となったこの試合では、第１セットでは２度のブレークを奪われたアルアバレッラ=ベシーノだったが、逆に４度のブレークをオルマエシェアから奪い返し、そのセットを先取する。続く第２セットはリズムを掴んだアルアバレッラ=ベシーノがオルマエシェアを圧倒。１ゲームも与えずわずか５５分の快勝で、自身初となるツアー準決勝進出に成功した。

残りの試合では、Ａ・パノワ（ロシア）がＫ・ナップ（イタリア）を6-4, 6-4で、Ｔ・バボスが予選勝者のＹ・シュウェドワ（カザフスタン）を6-4, 6-4と、いずれもストレートで倒し、パノワとバボスはいずれも自身初となるＷＴＡツアーでのベスト４入りとなった。パノワとバボスが決勝進出を懸けて準決勝で対戦する。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。