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２３日に開幕する男子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン（アメリカ/マイアミ、賞金総額３６４万５０００ドル、ハード）の本戦ドローが発表され、日本勢として唯一の出場となる錦織圭（日本）は、１回戦でＪ・シャーディ（フランス）と対戦する事が決まった。

世界ランク６２位の錦織は、同４９位で２４歳のシャーディとは初対戦となる。シャーディは今季、５大会に出場していずれも初戦で敗退を喫しているが、フランス代表として出場したデビスカップでは、Ｊ・メルツァー（オーストリア）にストレートで勝利するなど、母国のベスト８進出に貢献している。

もし錦織が１回戦を突破して２回戦に進出すると、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）との対戦となる。今大会のシード選手は１回戦が免除されており、この２回戦がナダルにとっての初戦となる。

錦織とナダルは、２００８年のクイーンズ大会と２０１０年のウィンブルドンで２度の対戦があり、いずれもナダルが勝利している。また、芝コート以外での対戦はない。

今大会の第２シードはBNPパリバ・オープン決勝でナダルを破り、今季いまだ負けなしのＮ・ジョコビッチ（セルビア）となった。続いて第３シードは世界ランク３位に転落したＲ・フェデラー（スイス）、第４シードはＲ・ソデルリング（スウェーデン）となっている。

今大会でフェデラーはナダルと同じトップハーフに名を連ねており、もし両者が順当に勝ち進めば、およそ６年ぶりに準決勝で両雄が顔を合わせることとなる。