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ジョコビッチがグランドスラム2勝目◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会14日目の30日、男子シングルス決勝が行なわれ、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのA・マレー(英国)に6-4, 6-2, 6-3のストレートで勝利、優勝賞金220万豪ドルと、自身2個目となるグランドスラムタイトルを手に入れた。

ジョコビッチは2008年の今大会で自身初となるメジャータイトルを獲得しており、3年ぶりとなる優勝となった。一方のマレーは、2008年のUSオープン、そして昨年の今大会でも決勝に進出していたが、いずれもR・フェデラー(スイス)に敗れており、これでグランドスラム決勝で3連敗となった。

ジョコビッチは昨年末に母国セルビアの代表としてデビスカップで優勝、今大会では準決勝でグランドスラム16勝のフェデラーを相手にストレート勝ちを収めていた。

チャンピオンスピーチでジョコビッチは「こんなにも長い間、僕らはお互いを良く知っています。今晩は難しい試合でした。」と、親友であるマレーについて語っている。

この勝利の1時間後、ジョコビッチは今大会のセンターコートであるロッド・レーバー・アリーナのバルコニーに登場、トロフィーを高く掲げると、数百人のファンが勝利を祝福した。

昨年の決勝でフェデラーに敗れたマレーは、その表彰式で悔しさのあまり涙を見せたが、今回はそのようなことはなかった。

表彰式でのスピーチでマレーは「今年は、この試合を忘れないようにします。未来には、もっとチャンスがあるでしょう。」と、力強く語ると、客席にいたファンたちは「アンディ!アンディ!」とマレーを励ました。

1936年のUSオープンでのフレッド・ペリーを最後に、英国出身の選手がグランドスラムで優勝したことはない。その間、270を超える大会が開催されてきた。

記者会見に登場したマレーは「去年よりは良いプレーでした。ノヴァークは信じられないほど良いプレーをしていました。タフでしたが、それに対処しなければなりませんでした。」と、ジョコビッチのプレーを称えた。

第1セット終盤から7ゲームを連取されたマレーは、何とかリズムを取り戻そうとしたが、ジョコビッチのディフェンスの前にその願いは叶わなかった。

「信じるための方法は常に見つける必要があります。ゲームでリードしていても、彼はロブをベースライン上に決めてきて、パッシング・ショットもラインに乗りました。第3セットでは2度のブレークに成功したのですが、それでも6-3で落としてしまいました。」

試合の記録も、この日のジョコビッチのプレーを物語っている。試合を通して3度しかブレークを許さなかったジョコビッチに対し、マレーは7度もブレークを許している。またマレーのセカンド・サーブ時にジョコビッチは、実に69%の確率でポイントを獲得している。

ともに23歳のマレーとジョコビッチは、ジュニア時代からの親友でもあり、今でも練習をともにすることがあるという。試合前のコイントスの後、記念撮影に臨んだ2人であったが、ジョコビッチは笑顔を見せたのに対し、マレーは緊張の面持ちであった。

試合終了後、両者はネットを挟んでハグをすると、ジョコビッチはまずラケットを観客席に投げ入れると、続いて来ていたウエアを投げ入れ、最後には履いていたシューズを客席に投げ込んだ。しかし、敗者を気遣ってか、必要以上に長い間、勝利を祝うことはなかった。

「彼の気持ちは分かっているつもりです。今回が3度目の決勝で、彼はタイトルを手にしていません。コートでも言ったとおり、彼のプレーに対し大いに尊敬しています。彼はグランドスラムで優勝するために必要なものを、全て持ち合わせているからです。」

第1セット第10ゲーム、ここまでお互いにサービスキープの展開で迎えたマレーのサービスゲーム、ここでマレーはいきなりダブルフォルトを犯してしまう。続くポイントでは、39本ものラリーを続けるもマレーがバックハンドをネットにかけてしまう。そして、このセット最後のポイントではマレーがチャレンジをするも判定は覆らず、ジョコビッチがこの日初めてのブレークに成功するとともに、59分でセットを先取する。

「多分、あの5-4でのゲームが、試合の全てを決めるターニング・ポイントでした。」とジョコビッチ。「僕は少しラッキーでしたし、読みも良く、素晴らしいタイミングで素晴らしいショットを打てました。セットを先制して第2セットに入ることは、精神的に大きなアドバンテージになります。」

第2セットに入ると、意気消沈したマレーに対しジョコビッチが猛攻を開始、一気に5ゲームを連取し、ゲームカウント5-0と大きくリードを奪う。ここから何とか2ゲームを取り返したマレーであったが、第8ゲームでこのセット3度目のとなるブレークをジョコビッチに許してしまう。

第3セットに入ると、マレーが第1ゲームでブレークしこの試合初めてのリードを奪うが、直後のゲームでジョコビッチがブレークバックに成功する。第4ゲームは接戦となるが、このゲーム7本目のブレークチャンスを活かしたジョコビッチがゲームカウント 3-1とリードを奪う。

しかし、第6ゲームではマレーが再びブレークし3-2となると、続くゲームをマレーがキープして3-3となる。このまま接戦になるかと思われたが、ジョコビッチが第8ゲームで3度目のブレークに成功すると、続くゲームをキープして2時間39分で勝利を収めた。

(2011年1月31日12時40分)

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