HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は7日、シングルス3回戦3試合が行われ、現在世界ランク2位で今大会第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)がP・クヴィトバ(チェコ共和国)を6-3, 6-2で下しベスト8進出を決めると共に、来週発表の世界ランクで現在1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)と入れ替わり女子テニス史上20人目の1位の座を決めた。
ウォズニアキは第1セットの第1ゲームをいきなりブレークされるもそこから立て直し、クヴィトバから4ゲームを連取して一気に突き放した。第2セットでも序盤から4ゲーム連取するなどクヴィトバにテニスをさせず、75分で勝利を飾った。
ウォズニアキは今年のウィンブルドンの4回戦でクヴィトバと対戦しており、その時は2-6, 0-6と完敗を喫していたが、この日はそのリベンジを果たした。
試合直後に世界ランク1位の座を決めたことについて問われると「これはとても大きなステップです。世界1位になることはかねてからの夢でした。まだ実感が湧きませんが。本当に夢が叶った気持ちです。」と、詰めかけたファンへ喜びを語った。
そのウォズニアキと準々決勝で対戦するのは、元世界ランク1位のA・イバノビッチ(セルビア)で、この日は第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)を7-6 (7-2), 7-6 (7-4)の接戦を制しての勝ち上がり。
イバノビッチは2008年の全仏オープンで優勝後に世界ランク1位になったものの、昨年グランドスラムでは4回戦進出が最高で、今季も不振が続いていた。ランキングも一時は60位台へと落としていたが、夏のアメリカ・シーズンから徐々に調子を上げ、今大会では1回戦で先週東京で敗れていた第11シードのM・バルトリ(フランス)を下し、この日も先週準優勝を飾ったデメンティエワをストレートで下して復活をアピールした。
その他、地元の期待を受ける第9シードのN・リー(中国)がA・クルベール(ドイツ)を6-2, 6-0とわずか47分で一蹴して、地元のファンの声援に答えた。第1セット4-2から8ゲーム連取して勝利を物にしたリーは、「彼女(クルベール)はとてもフラットなボールを打ってきて、とてもやりずらかった。リズムを失わないように、チャンスは全て生かすようにプレーしたの。最初は緊張したけど、最後にはとても良い気分でプレー出来たわ。」と試合を振り返った。
リーはベスト4入りを懸けて、予選を勝ち上がったA・セバストバ(ラトビア)と対戦する。この日彼女は、第13シードのN・ペトロワ(ロシア)と3回戦を行う予定だったが、ペトロワが試合開始前に右足の怪我を理由に棄権を申し入れたため、労せず8強入りとなった。
今大会の優勝賞金はシングルス77万5500ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.