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男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額85万ドル、ハード)は月曜日に開幕、初日はシングルス1回戦5試合が行われ、第7シードのS・スタコフスキ(ウクライナ)がM・ラッセル(アメリカ)に2度のマッチポイントを握られながらも、2-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下し2回戦進出を決めた。
この試合は序盤から世界ランク86位のラッセルが同31位のスタコフスキを攻め立て、6-2、3-0とリードするなど試合の主導権を握っていた。その後も第2セットで5-3とリードし、続く自身のサービスゲームでは40-15と2本のマッチポイントを握った。
崖っぷちに追い込まれたスタコフスキであったが、ここでブレークバックに成功すると、第2セットはタイブレークへ突入した。そのタイブレークは4-4まで競るも、そこからスタコフスキが3ポイント連取し、試合の行方は第3セットへと持ち込まれた。
第3セットでは両者キープを続けた第8ゲーム、ラッセルは2本のダブルフォルトを犯すなどサーブのリズムを崩した。すかさずスタコフスキはラッセルを攻めブレークに成功し5-3とリードする。逆に次のサービスゲームでギアをアップしたスタコフスキが2本のサービスエースをたたき出すなどキープに成功し、2時間46分のマラソンマッチに終止符を打った。
この日登場したその他のシード勢は第8シードのA・ゴルベフ(カザフスタン)で、ルー・イェンスン(台湾)を7-5, 6-2のストレートで下して初戦突破を決めた。7月のハンブルグ大会で自身初のツアー優勝を飾り今季好調のゴルベフは、ウィンブルドンでベスト8入りを果たしたルーから、第1セットの第11ゲームでこの日初めてのブレークを奪うと、リズムはゴルベフへ。
第2セットは一気に4-0とリードしたゴルベフは、その後もルーにブレークを許さず、78分で勝利を飾った。この試合でルーは、ゴルベフのサービスゲームで、1度もブレークポイントさえ握れない完敗だった。
2回戦でスタコフスキはI・クニツィン(ロシア)と予選勝者のM・ラオニックの勝者と、ゴルベフはK・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンはこの日、A・ファリャ(コロンビア)を6-1, 3-6, 7-5で下しての勝ち上がり。
その他の試合では、主催者推薦のY・バンブリが同じく主催者推薦のY・シを6-2, 6-0で、S・ヒラルド(コロンビア)がM・プルジシーズニー(ポーランド)を7-6 (10-8), 6-1で下して2回戦へ進んだ。
今大会は日本から錦織圭(日本)、添田豪(日本)の2選手が本戦へエントリーしている。錦織は第8シードのM・バグダティス(キプロス)と、添田は予選を勝ち上がったI・アンドレエフ(ロシア)と1回戦で対戦する。錦織、添田ともに火曜日の1回戦に登場する。
今大会上位4シード選手は1回戦が免除されて2回戦からの登場となっている。第1シードはR・ソデルリング(スウェーデン)、第2シードがN・ダビデンコ(ロシア)、第3シードがT・ベルディフ(チェコ共和国)、第4シードにM・ヨージニ(ロシア)と続く。
また、この日はシングルスの予選最終ラウンドも行われ、予選第2シードの伊藤竜馬(日本)が予選第8シードのラオニックと本戦進出を懸けて対戦したが、6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れ本戦入りはならなかった。
今大会の優勝賞金は15万3500ドル。
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