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女子テニスツアーのハンソル韓国オープン（韓国/ソウル、賞金総額２２万ドル、ハード）は日曜日に決勝戦を行い、第５シードのＡ・クレイバノワ（ロシア）がＫ・ザコパロバ（チェコ共和国）を6-1, 6-3のストレートで下し、見事、優勝を飾った。クレイバノワは優勝賞金３万７０００ドルを獲得した。

試合後、クレイバノワは「大会前は優勝できるなんて思ってもいなかった。最近はいいプレーができていませんでしたから。でも日を追うごとに、試合をするごとにいいテニスができるようになっていきました。そして大会の最後には決勝戦まで争っていたわ。優勝できて本当にうれしい。」と話した。

これでクレイバノワはＷＴＡツアー２勝目を達成した。ツアー初優勝は今年２月のクアラルンプールでの大会のことで、ツアー決勝での戦績を２勝０敗に伸ばした。

現在、世界ランク２８位のクレイバノワは「ツアー初優勝は思い出深いものだけど、ツアー２勝目は自信を与えてくれるし、１勝目がフロックではなかったことを証明してくれる。今回の優勝に自分は値していると思うし、さらに優勝を重ねていきたい。今回の優勝でトップ２０が近付いた。すぐにではないと思うけど、今回の優勝がそう信じさせてくれています。」と述べた。

一方、準優勝に終わったザコパロバは、これで決勝戦での戦績を２勝９敗に、また今季では０勝２敗とした。ザコパロバは今夏のコペンハーゲンでの大会でも準優勝だった。

ザコパロバは「今日の彼女（クレイバノワ）はとてもいいプレーをしていた。私は懸命にプレーをし、ベストを尽くしたけど、十分ではなかった。韓国の観客のみなさんは今週、とても応援してくれた。感謝しているわ。」と話した。

ダブルス決勝では、Ｊ・ジョルジュ（ドイツ）／Ｐ・エルコグ（スロベニア）組が第４シードのＮ・グランディン（南アフリカ）／Ｖ・ウーリロバ（チェコ）組を6-3, 6-4のストレートで下し、トロフィーおよび優勝賞金１万１０００ドルを手にした。優勝チームはペアとしての優勝は初めてで、ジョルジュは３つ目のダブルスタイトルを、エルコグは２つ目のタイトルを手にした。