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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ準決勝、フランス対アルゼンチンの対戦(フランス/リヨン、ハード)は2日目の18日、ダブルス1試合が行われ、初日のシングルスで2連勝していたフランスがこの試合でも勝利、対戦成績を3勝0敗とし、2002年以来となる決勝進出を決めた。
金曜日のシングルスでは、G・モンフィス(フランス)とM・ロドラ(フランス)の活躍でシングルス2連勝を飾っていたフランス。この日のダブルスではロドラとA・クレマン(フランス)を起用すると、この2人が期待に応え、E・シュワンク(アルゼンチン)/H・ゼバロス(アルゼンチン)組を6-4, 7-5, 6-3で破った。
2007年のウィンブルドンを制しているクレマン/ロドラ組は、試合序盤からリズムを握ると第1セットを先取、第2セットでも2-0とリードを奪う。しかし、初日で連敗を喫し、もう後がないシュワンク/ゼバロス組はここからブレークバックに成功する。
相手に流れを奪われかけたクレマン/ロドラ組であったが、第2セット第12ゲームで決定的なブレークに成功し2セットアップとすると、第3セットは再びアルゼンチンペアを突き放し、2時間29分で勝利した。
エースであるJW・ツォンガ(フランス)の代役として単複で活躍したロドラは「本当に素晴らしいことだよ。親友達と、特にアルノーとデビスカップの決勝に進出するなんて。」とフランス国旗を振るファン達に向けて喜びを語った。「僕らは良いワインみたいだね。年を取るごとに上手くなっていく。」
32歳のクレマンは「他のメンバーの怪我のおかげで出場できたことは分かっている。早く皆には良くなって欲しい。そうすれば決勝にはベストメンバーで臨めるからね。」と、欠場しているメンバー達の復活を願った。
フランスチームの監督であるG・フォルジェ(フランス)は「彼ら7人全員を誇りに思う。プレーした者も、勝利のために協力してくれたメンバーもだ。」と述べ、初日のシングルスに出場したG・モンフィスのほか、補欠要員のG・シモン(フランス)、R・ガスケ(フランス)、ツォンガ、そしてJ・ベネトー(フランス)らを祝福した。
今大会では通算9度の優勝を果たしているフランスは、12月3日から行われる決勝でセルビアとチェコ共和国の勝者と世界一の座を争う。
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