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女子テニスツアーのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、賞金総額22万ドル、クレー)は火曜日にシングルス1回戦残り12試合を行い、第3シードのV・ラッツァーノ(フランス)がK・チャン(台湾)を6-3, 3-6, 6-4で下すなど、シード勢が順当に2回戦へ駒を進めた。
ブレーク合戦となったこの試合、第1セットをラッツァーノが制すると続く第2セット、1度ブレークを奪われたチャンがラッツァーノから3度のブレークを奪い試合を振り出しに戻した。勝敗を決める第3セットでは、展開が一転。1度もブレークポイントを握らせなかったラッツァーノが唯一のブレークをチャンから奪い、2時間2分で試合に終止符を打った。
その他、今大会で過去3度の優勝を誇る第5シードA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)はS・ザラボバ(チェコ共和国)を6-1, 6-0で、第7シードのA・セバストバ(ラトビア)も予選勝者のM・デュケ=マリーノ(コロンビア)を6-1, 6-1といずれも圧勝で2回戦進出を決めた。
接戦を強いられた第6シードのS・バンマー(オーストリア)であったが、主催者推薦のP・パルメンティエ(フランス)を2-6, 6-4, 7-5の逆転で退けた。また第8シードのE・バルタチャ(英国)も予選を勝ち上がったS・シルステア(ルーマニア)を6-3, 7-5で下し、順当に2回戦へ進んだ。
バルタチャは「今日は今までのクレーの試合の中で最高のプレーができた。このクレーをどうやったら上手くプレーできるか分からなかった。とても湿っていたし球足も遅かったから。エースを取るにはかなりの強打が必要だと感じたの。試合前にコーチから、ハードコートと同じようにプレーしたら良いと言われて、その通りにしたわ。それが効いたようね。」と試合を振り返っていた。
第4シードで出場予定だったS・ポン(中国)だったが、試合当日にめまいを感じて欠場を申し入れた。代わってラッキールーザーで出場したS・フォレッツ(フランス)だったが、K・バロア(ドイツ)に6-2, 3-6, 7-6 (10-8)で破れ、幸運を生かすことができなかった。バロアは第3セットのタイブレークでは、フォレッツに2度のマッチポイントを握られてからの逆転勝利だった。
その他、地元からの主催者推薦で出場のK・ラドノビ(フランス)が嬉しい勝利を飾った。先週の金曜日に17歳になったばかりのフランス期待の新星ラドノビは、S・ボーゲル(スイス)を6-3, 1-6, 7-6 (7-5)と2時間14分の接戦の末に下し、自身初となるWTAツアーでの勝利を飾った。
その他の試合結果は以下の通り。
J・ジョルジュ(ドイツ) ○-× M・カメリン(イタリア), 5-7, 7-5, 6-1
D・エヴティモワ ○-× T・マレック(ドイツ), 6-4, 7-5
S・アービッドソン(スウェーデン) ○-× J・クレイバス(アメリカ), 6-2, 6-1
Y・モイスバーガー(オーストリア) ○-× A・クドリャフツェワ(ロシア), 6-4, 6-3
L・フラデカ(チェコ共和国) ○-× J・コイン(フランス), 7-5, 6-2
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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