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ヤンコビッチが逆転で勝利◇ファミリー・サークル・カップ

女子テニスツアーのファミリー・サークル・カップ(アメリカ/サウスカロライナ、賞金総額70万ドル、クレー)は13日、シングルス2回戦4試合が行われ、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)E・ガロビッツ(ルーマニア)を2-6, 6-4, 6-3の逆転で退け、3回戦進出を決めた。

1回戦が免除されていたため2回戦が初戦となった世界ランク7位のヤンコビッチは、この日の試合が今季最初のクレーでの試合だった。そのためか、出だし3ゲームで5本もショットをネットに掛けるなど不調で、そのセットをあっさり同127位のガロビッツに奪われる。

第2セットでは徐々に調子を取り戻したヤンコビッチが、そのセットを奪い試合を振り出しに戻した。第3セットは終始試合をコントロールしたヤンコビッチが、最後はこの日を象徴するような長いラリーを制し、2時間ちょうどで波乱に見舞われずに3回戦へと進んだ。

「こうした厳しい試合をすることは自信に繋がるわ。彼女は失うものは何もないから、思い切ってプレーして来たわ。」と試合を振り返るヤンコビッチ。一方のガロビッツは「必要以上に力が入ってしまったところがあったわ。第3セットでは集中力が切れてしまった。」と、精神的疲労を感じていたことを明らかにした。

ヤンコビッチは3回戦で、M・クライチェック(オランダ)とE・ロディーナの勝者と対戦する。クライチェックはこの日行われた1回戦で、第15シードのM・シンク(ハンガリー)を7-6 (11-9), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

その他の試合では、第4シードのS・ストザー(オーストラリア)M・リバリコワ(スロバキア)を6-3, 7-5で、第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)R・デ=ロス=リオス(パラグアイ)を6-2, 6-0のストレートで、第12シードのA・ウズニアッキ(カナダ)は予選勝者のC・カスターノ(コロンビア)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットで下して順当に3回戦進出を決めた。

ストザーは第14シードのV・ドゥシェヴィナ(ロシア)K・チャン(台湾)の勝者と、ズヴォナレーワは第9シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)B・マテック(アメリカ)の勝者と、ウズニアッキは第6シードのN・ペトロワ(ロシア)V・キング(アメリカ)の勝者とそれぞれ3回戦で対戦する。

ドゥシェヴィナはこの日の1回戦でO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)と対戦し、6-0, 2-0とリードしたところで左膝の怪我でゴヴォルツォバが棄権を申し入れての勝ち上がり。マテックもJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-7 (1-7), 6-4, 7-5で、キングもA・ロディオノワ(ロシア)を7-5, 6-0で倒しての勝ち上がり。

その他行われた残りの1回戦では、昨年のUSオープンで大ブレークした地元アメリカ期待の新星、第13シードで18歳のM・ウダン(アメリカ)が35歳と大先輩のJ・クレイバス(アメリカ)を6-3, 6-1で一蹴、伸び盛りの勢いを見せ1時間17分で勝利した。

昨年の今大会では予選を勝ち上がり本戦入りし、勢いのまま3回戦進出を果たしランキングを151位まで上昇させたウダン。その後のウィンブルドンで4回戦、USオープンではベスト8入りを果たし、今年は世界ランク36位で本戦入りを果たした。

「ここチャールストンでプレーするのは大好きなの。去年は予選から良いプレーができたし、大きなステップを踏むきっかけになった大会。全てがここから始まった気分なの。」とウダンは今大会への思いを語った。2回戦では予選勝者のS・ファーガソン(オーストラリア)と対戦する。

その他の試合結果は以下の通り。

E・ヴェスニナ(ロシア) (10) ○-× H・ワトソン, 7-6 (7-4), 6-3
M・アダムチャック(オーストラリア) ○-× V・ラッツァーノ(フランス) (11), 4-6, 6-0, 6-2
P・シュニーダー(スイス) (16) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 3-6, 6-2, 6-4
B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国) ○-× C・ガリクソン(アメリカ), 6-2, 6-3
S・ポン(中国) ○-× S・ペリー(アメリカ), 6-3, 2-6, 6-1

今大会の優勝賞金は10万7000ドル。

(2010年4月14日11時55分)
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