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男子テニスツアーのレッグ・メーソン・テニス・クラシック(アメリカ/ワシントン、賞金総額140万2000ドル、ハード)は4日、シングルス2回戦が行なわれ、予選から勝ち上がってきたS・デウバーマンが、第6シードのM・チリッチ(クロアチア)を7-5, 6-4のストレートで下し、3回戦に進出した。
トップ20選手から初勝利を上げたデウバーマンは、最も印象深い勝利であるかを聞かれると「間違いないね。良いプレーが出来ているときは、深いボールを打っているんだ。今日はそれが良く出来ていた感じだね。」と答えた。
世界ランク15位のチリッチと同153位のデウバーマンは、今季初めのチェンナイ大会決勝でも対戦していたが、その時はチリッチに軍配が上がっている。
今大会のディフェンディング・チャンピオンで、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は、ルー・イェンスン(台湾)を4-6, 6-3, 6-2とフルセットの逆転で下し、3回戦に進出している。「タイトルの防衛にプレッシャーは感じていないよ。違う試合さ。」とコメントしたデル=ポトロは今季、35勝10敗の好成績を残している。
今年のウィンブルドンでベスト4に進出する活躍を見せていた、第10シードのハースはF・ダンチェビッチ(カナダ)を6-1, 4-6, 6-4そフルセットで振り切り、3回戦に進出している。
第1セットを2度のブレークを決めるなどし先行したハースであったが、第2セットでは第9ゲームで得た5本のブレークチャンスを全てダンチェビッチにしのがれると、セットオールに追いつかれてしまう。「次に分かることは、第3セットにはいって戦いになるということさ。第3セットでは何でも起こるんだ。彼は勝てると思い始めたと思う。だけど僕は何とか乗り切って、正しいときに良いポイントがプレーできたよ。」とハースは試合を振り返った。
またハースは、試合を行うことを当日に知ったようだ。「予め言われていた通り、水曜日まで試合はないと思っていたんだ。だから今朝起きてスケジュールをオンラインで確認したときはショックだったよ。今日のプラン全部を変更したんだ。まあ、明日は休みをもらえるからいいけどね。」とコメントしている。
この他の2回戦では、第8シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がE・ガルビス(ラトビア)を6-2, 7-6 (8-6)のストレートで下し、順当に3回戦進出を決めている。
この日は残りのシングルス1回戦も行なわれており、その試合結果は以下の通り。
S・ドゥショーナック(フランス) ○-× D・イストミン(ウズベキスタン), 6-3, 7-6 (9-7)
J・C・フェレーロ(スペイン) ○-× N・ラペンティ(エクアドル), 6-4, 6-7 (5-7), 6-0
B・ベッカー(ドイツ) ○-× R・ジネプリ(アメリカ), 7-6 (7-3), 6-7 (1-7), 7-6 (7-4)
R・シュトラー(ドイツ) ○-× L・メイヤー(アルゼンチン), 6-1, 3-6, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は30万ドル。
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