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現役中はダブルスの名手で、現在はオーストラリアのデビスカップ監督を務めるJ・フィッツジェラルド(オーストラリア)。今回、オーストラリアはインドと対戦予定だったが、開催地のインドに治安面で不安が残るため、オーストラリアが棄権している。
この度、その棄権が理由でフィッツジェラルドが退任も検討していることが明らかになった。
フィッツジェラルドは20年以上に渡ってオーストラリアのデビスカップに関わってきている。選手時代には国の代表として、その後は監督として、である。しかし2010年は監督を辞任する可能性もある、と今回、公表した。
先週の金曜日、メディアの質問を受けてフィッツジェラルドは「現時点では何も答えられない。数カ月経ったらもう一度、聞いてみてくれ。」と答えた。
またフィッツジェラルドは「国際テニス連盟には大変がっかりしている。だけど、デビスカップに対する熱意は失っていない。」と述べた。
「デビスカップは私の人生の重要な一部。引き続き監督は務めている。今年のデビスカップから棄権してまだ数週間しか経っていないし、来年が始まるまでまだ時間はある。」
オーストラリア対インド戦はインド・チェンナイで開催予定だったが、昨年11月のムンバイでの同時多発テロやパキスタンでスリランカのクリケットチームが襲撃されたことを受けて、オーストラリアは棄権していた。
国際テニス連盟はオーストラリアからの開催地変更の要請を拒否し、また逆に棄権した同国に対して制裁を課すことも検討している。
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