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グランドスラムで2度の優勝を誇るM・ピアース(フランス)が、地元で行われる全仏オープンの舞台に再び立ちたいと、引退を否定するコメントを地元フランスのルキップ紙に語った。
1995年の全豪オープンと2000年の全仏オープンで優勝を飾ったピアースは、2006年11月のリンツの大会中、左膝の靭帯を損傷。その後、手術と治療に時間を費やし、現在もリハビリを続けている。
来月15日に34歳の誕生日を迎える彼女は、1995年に最高3位にまで上り詰め、その後もトップ10選手としてプレーを続けていた。2001年に足首の捻挫に加え、慢性化していた腰の痛みが悪化しツアー離脱。2002年に復帰し、大会を絞りつつプロ生活を送り2005年にはまたトップ10へ復帰したが翌年また怪我に泣かされて引退が囁かれていた。
「ローラン・ギャロスにはこだわりがあるの。また再びそのセンター・コートに立つことができたら、それが自分にとって大きなビクトリーね。」と意欲を語り、今はまだその(引退の)時とは感じていないと加えていた。
同年代で現役を続けるトップ100選手は、L・ダベンポート(アメリカ)が第2子の妊娠で来季のツアー離脱を表明したため、日本のエースで世界ランク31位の杉山愛(日本)と同64位のJ・クレイバス(アメリカ)、同95位のR・デ=ロス=リオス(パラグアイ)のみ。
ピアースの復帰戦は未だ予定されていないが、全仏オープンでプレーするためには、シーズン序盤の復帰が臨まれる。膝の検査では既に完治しているとの診断が下されてもいるため、数ヶ月以内には元気な姿をコートで見せて、ファンの期待に答えてくれることになりそう。
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