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男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、賞金総額71万3000ユーロ、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、期待の若手・錦織圭(日本)が不戦勝で準決勝に駒を進めた。
ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の錦織は、元世界7位で第2シードの強豪M・アンチッチ(クロアチア)と対戦予定だったが、アンチッチが気管支炎のため試合前に棄権を決め、戦わずしてベスト4入りを決めた。現在31位のアンチッチは、2006年以来の久しぶりのタイトルを狙っていた。
錦織は「試合をしたかったです。でもこれで丸1日、休みができ、体力が回復した状態で準決勝に臨めます。準決勝は僕にとって大きな試合です。」と話した。
初戦で第8シードのM・グラノジェルス(スペイン)を下して波に乗る錦織は、これで、2月に優勝したデルレイビーチの大会以来のツアー4強入りとなった。
デルレイビーチ大会で錦織は、決勝で第1シードのJ・ブレーク(アメリカ)を倒し、1992年以来の日本人選手によるツアー優勝を達成。今季当初は289位だったランキングを、現在は77位までジャンプアップさせており、今大会にも優勝の期待がかかる。
錦織は準決勝で第4シードのR・ソデルリング(スウェーデン)と対戦する。ソデルリングは第5シードのR・シュトラー(ドイツ)を6-2, 7-5で退けた。
依然として優勝候補のトップは、第1シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)。ナルバンディアンは準々決勝で第7シードのA・モンタネス(スペイン)をわずか63分、6-4, 6-1のストレートで下し、ベスト4入りを決めた。
世界7位のナルバンディアンは、2回戦でも予選勝者のJ・ヨハンソン(スウェーデン)を6-3, 6-2で一蹴しており、好調を維持している。
ナルバンディアンは準決勝で第3シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と対戦する。ニエミネンは準々決勝でO・エルナンデス(スペイン)を6-1, 6-4で下しての勝ちあがり。
ニエミネン戦についてナルバンディアンは「タフな試合になると思う。左利きだしね。でもいいプレーができれば勝てるチャンスは大きいと思う。今週の調子を維持した形でプレーするつもりさ。」と語った。
今大会の優勝賞金は11万5500ユーロ。
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