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男子テニスツアーのクロアチア・オープン(クロアチア/ウマグ、賞金総額51万9000ドル、クレー)は17日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのG・カニャス(アルゼンチン)が、B・パシャンスキ(セルビア)を6-7 (3-7), 6-3, 7-5の逆転で下し、準々決勝に進出した。
2004年の今大会の覇者であるカニャスはこの日、第1セットを落としながらも、挽回に成功し、2時間45分のマラソンマッチに勝利を収め、今季3度目の準決勝進出に向けてあと1勝と迫った。「タフな試合を予想していた。ボリス(パシャンスキ)は厳しい対戦相手だ。だけど今日の自分のプレーには満足している。3時間近く試合をして、その間にたくさんのアップダウンがあったよ。」
一方、自身のサービスゲームで試合に勝つチャンスがありながらも、敗れたパシャンスキは、「試合を締めるのは難しいことだ。どんな選手でも、サービスゲームで試合を終わらせる時は、少し違う感覚がある。ここは球足が遅くて重い。だから彼(カニャス)のサービングフォーマッチの場面でも勝てるチャンスがあると思っていた。」と語った。
カニャスの準々決勝の相手は、第4シードのI・アンドレエフ(ロシア)に決まった。アンドレエフは、D・ヒメノ=トラバー(スペイン)を6-2, 7-6 (7-3)で退け、ベスト8進出を決めた。
この日は第5シードのI・リュビチッチ(クロアチア)も試合を行う予定であったが、背中の痛みを訴え、試合前に棄権を申し入れたため、R・カラヌシッチ(クロアチア)が労せずベスト8に進出している。
カラヌシッチはベスト4の座をかけて、M・ゴンサレス(アルゼンチン)と準々決勝で対戦する。ゴンサレスは、第2シードのI・カルロビッチ(クロアチア)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下す金星を挙げての8強入り。
今大会の優勝賞金は8万6500ドル。
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