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(フランス、リヨン)
リヨン・グランプリ(賞金総額68万250ユーロ、インドア、カーペット)は25日、シングルス2回戦を行い、昨年覇者で第4シードのR・ガスケ(フランス)が同胞のJW・ツォンガ(フランス)に4-6, 4-6で敗れ、連覇の夢を断ち切られた。
ガスケは昨年の同大会で地元ファンの声援を受けて自身4度目のツアータイトルを獲得していたが、この日は安定したサービスゲームを展開したツォンガの餌食となった。現在22歳のツォンガはファーストサーブでは40本中32ポイントを獲得し、10本のサービスエースを決めるなど、ブレークポイントさえ与えない完璧な試合展開だった。
世界ランク65位のツォンガは、今回の同11位ガスケからの勝利が初のトップ15選手からの勝ち星となった。ツォンガは10月初旬のメッツでもベスト8入りをしていた(準々決勝でA・マレー(英国)に敗北)。自身初のATPツアーベスト4入りをかけて、金曜日にO・ロクス(ベルギー)と準々決勝を行う。
ロクスはM・フィッシュ(アメリカ)を試合時間3時間1分、スコアにして6-7(5-7), 7-6(8-6), 7-6(17-15)という大接戦の末に下して、準々決勝進出を決めた。ロクスは6度のマッチポイントをしのいで、わずか3ポイント差で勝利をものにした。
惜しくも敗れたフィッシュはこの試合、43本のサービスエースを決め、ファーストサーブでは85パーセントの確率でポイントを奪う猛攻を見せたが、要所での決め手に欠けた。3セットマッチで43本のサービスエースを記録したのは、1991年に記録をとり始めてから2番目に多い記録で、最多は2005年にM・フィリプーシス(オーストラリア)が記録した44本。
第5シードのI・リュビチッチ(クロアチア)はこの日、主催者推薦のT・アシオンヌ(フランス)を6-3, 6-7(4-7), 7-6(7-5)で下した。同大会2001年覇者のリュビチッチは、水曜日の1回戦でもS・クエリー(アメリカ)を相手に7-6(7-5), 7-6(9-7)という接戦を演じていた。6月のオランダ・スヘルトヘンボシュ以来となる今季3度目のタイトル獲得を狙うリュビチッチは、ラッキールーザーのO・マラチ(オーストリア)を6-2, 6-1で下したA・ファリャ(コロンビア)と準々決勝を行う。
地元勢対決となったS・グロージャン(フランス)対F・サントロ(フランス)戦は、4-6, 6-1, 6-2でグロージャンに軍配が上がった。この日は6-4, 1-3とサントロがリードしたところで停電のため試合が一時中断。再開後に流れを掴んだグロージャンが一気に押し切り勝利を決めた。サントロは1回戦でトップシードのA・ロディック(アメリカ)を破る金星を上げており、残念な逆転負けとなった。
グロージャンはベスト4入りをかけて、第8シードのG・シモン(フランス)を7-5, 6-4で下したJ・ベネトー(フランス)と対戦する。両者はこれで3戦連続同胞対決に臨むことになった。
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