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(チェコ、オストラバ)
2007年男子国別対抗戦、デビスカップが2月9日に開幕し、1回戦のアメリカ対チェコは、両者一歩も譲らず1勝1敗のタイで2日目のダブルスに突入したが、ここでブライアン兄弟が奮起しチェコペアを撃破。アメリカに貴重な2勝目をもたらした。
デ杯9勝1敗を誇る無敵の双子ペア、B・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組は、この日、チェコのL・ドロウィー(チェコ共和国)/P・ビズネル(チェコ共和国)組を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下し貴重な勝利を手にした。これで対戦成績を2勝1敗(アメリカリード)とした。最終日の日曜日にはリバースシングルスが行われる予定で、A・ロディック(アメリカ)対T・ベルディフ(チェコ共和国)戦が第1試合に組まれている。もしロディックが勝てばアメリカの準々決勝進出が決まるが、もしロディックが敗れた場合、勝負の行方はJ・ブレーク(アメリカ)対I・ミナール(チェコ共和国)戦に持ち越される。アメリカのP・マッケンロー(アメリカ)監督は「チャンスは大きい。ブライアン兄弟はチェコの強敵ダブルスチームを倒し、第4シングルスのアンディ(ロディック)も勝ちに行くつもりだ。たとえアンディが負けたとしてもジェームズ(ブレーク)はしっかり準備できている。」と語り、勝利を確信していた。初日の金曜日にはロディックがミナールを下し、アメリカに1勝目をもたらしたが、続く第2シングルスでブレークがチェコのベルディフに敗れ1勝1敗となっていた。
アメリカは1995年以来デビスカップ優勝から見離されている。優勝したときはP・サンプラス(アメリカ)とJ・クーリア(アメリカ)という布陣でモスクワにあるオリンピック・スタジアムのクレーコートでロシアを3-2で撃破。しかしアメリカは伝統的にクレーコートに弱く、1997年にブラジルを下して以来クレーコートでの勝利がない。昨年も準決勝でロシアと対戦した際、クレーコートが災いしたのか良いところなく敗れている。
アメリカはこれまでデビスカップで31勝を挙げている。一方のチェコは1980年に唯一の優勝を飾っている。
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