- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ウィンブルドン12日目◇モレスモ悲願の初優勝

(イギリス、ウィンブルドン)

ウィンブルドン大会12日目の土曜日は、注目の女子シングルス決勝が行われ、第1シードのA・モレスモ(フランス)が第3シードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌを2-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、見事ウィンブルドン初優勝を飾った。

大舞台で精神的に弱いとされてきたモレスモだったが、去年年末のツアー・チャンピオンシップでの優勝を機にその克服ができるようになり、今年1月の全豪オープンでは見事グランドスラム大会初優勝遂げていた。しかしながら、このときは、モレスモが6-1, 2-0とリードした時点で対戦相手のエナン=アルデンヌが腹部に異常を訴えて棄権しての優勝だった。そのためモレスモにとっては念願のグランドスラム・タイトルだったが、満足感・クライマックス感には欠けるものとなっていた。

試合後のセンターコートでのインタビューでモレスモは、「この瞬間は私にとってとても素晴らしい瞬間。そしてこのトロフィーはテニス界でとても特別なもの。」と興奮気味に語った。「今は最高の気分。素晴らしい2週間だった。今日は本当にこのトロフィーが欲しかったし、もう誰にも私が精神面で弱いとかの話をして欲しくなかったの。」と、課題であるメンタルな面を自ら克服した。

一方惜しくも敗れたエナン=アルデンヌは、グランドスラムでは6つめ、そしてウィンブルドンでは初の栄冠、加えて生涯グランドスラムの達成を狙っていた。今年の全豪オープン決勝で棄権したことについては、後日ファンやメディアからも批判され、同じ対戦相手となった今日は、その汚名を奪回する意味合いもあった。

最初に試合の主導権を握ったのはエナン=アルデンヌだった。好調な出だしで第1セットの第1、7ゲームでモレスモのサーブをブレークすると、最後はエースで第1セットを締めくくった。

しかしモレスモは諦めなかった。第2セットでは第2ゲームでエナン=アルデンヌのサーブをブレークすると、4-1とリードを重ねた。エナン=アルデンヌは第7ゲームでモレスモのサーブをブレークしたが、モレスモはすぐにフォアハンドのクロスショットでブレークバックし、再び5-3とリードした。
第9ゲームで3つのブレークポイントをしのいだモレスモは、最後はセンターにエースを組めると、セットカウントを1-1と振り出しに戻した。

勝負のファイナルセットでは、エナン=アルデンヌのバックハンドがネットにかかりモレスモが先にブレーク、2-1とリードを広げた。その後お互いの猛攻が続くが、モレスモは第6、8ゲームの自分のサービスをしっかりキープ、5-3とする。第9ゲームはエナン=アルデンヌが簡単にサービスキープしたものの、勝負の第10ゲームでは大舞台に強くなった自分を印象付けるかのようにモレスモがしっかりキープ、見事ウィンブルドン初タイトルを獲得した。最後はエナン=アルデンヌの逆クロスのフォアハンドがネットにかかると、モレスモは喜びのあまりコートにひざまずいた。

27歳のモレスモのグランドスラム決勝進出は今回で3度目で、他方エナン=アルデンヌは8度目だった。モレスモは、1925年のスザンヌ・ランラン以来81年ぶりのフランス人女性優勝者となった。

決勝の前の段階で、グランドスラム大会では13試合連続ストレート勝ちを記録していたエナン=アルデンヌは、「彼女(モレスモ)のプレーが私より上回っていて、チャンスを逃すことがなかった。でも私も最後の最後まで最善を尽くした。」と、モレスモに対して素直に賛辞を贈った。
また、今回は準優勝となったが、全仏オープンとウィンブルドンを続けて勝てる自信も沸いたようで、「今年はそれが実現できなかったけど、また来年それを目指して戻ってくるわ。」と、意気込みを語った。

モレスモは日曜日の夕方に行われる恒例の優勝者の晩餐会に出席予定であるが、フランス対イタリアのワールドカップ決勝にも同時に気になるようだ。
モレスモは「晩餐会は何時から始まるか分からないけど、どうにかしてサッカーの結果だけは手に入れないといけないわね。」と会場を笑わせた。

これでシングルスの試合で残ったのは男子の決勝のみとなった。日曜日に行われる男子決勝では、世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)と同2位のR・ナダル(スペイン)が激突する。

フェデラーは現在芝のコートで47連勝中で、まだ今大会では1セットも落としてない。決勝ではオープン化以降3人目となる4連覇を目指す。しかしナダルとは分が悪く、生涯対戦成績は1勝6敗と負け越している。ナダルはフェデラーとは対照的にクレーコートが得意で、これまでウィンブルドンでは3回戦以上に進んだことがなく、今回が初の決勝進出で、初優勝を目指す。

(2006年7月9日9時19分)
その他のニュース

5月19日

【告知】ダニエル太郎 予選決勝 (12時25分)

全仏OP3連覇へ レジェンドお墨付き (11時48分)

綿貫陽介が全仏OP欠場 (10時10分)

まさかのミスに審判も爆笑 (8時42分)

2大会連続準V「何度負けても…」 (7時15分)

頂上決戦制しV 史上3人目の快挙も達成 (6時00分)

5月18日

世界2位シナー 全仏OPへ練習再開 (22時49分)

阿部宏美/永田杏里ペアが優勝 (22時05分)

ナダル&フェデラーを広告に起用 (20時04分)

ダニエル太郎 完勝で予選決勝へ (19時11分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎 リヨン予選1回戦 (17時30分)

松井/上杉ペア 2大会連続の準優勝 (17時10分)

ジョコvsマレー 実現の可能性 (16時32分)

ベッカーに並ぶ歴代7番目の記録 (15時32分)

チチパス兄弟、全仏ダブルスに出場 (15時02分)

ティーム&シュワルツマン 全仏会場で練習 (12時06分)

ジョコ 全仏OP前週の大会参戦 (11時05分)

西岡 リヨン初戦はモンフィスに (9時20分)

“ダークホース”ジャリーが決勝へ (8時02分)

逆転勝ちズベレフが決勝へ (6時57分)

錦織圭 全仏OP前週の大会を欠場 (6時05分)

【動画】強い!女王シフィオンテク 3度目の優勝に大はしゃぎ! (0時00分)

5月17日

ナブラチロワとエバートの記録に並ぶ (22時58分)

17歳の西村佳世が4強入り (21時00分)

松井/上杉ペア 2大会連続決勝へ (18時09分)

シュワルツマン不満、活躍に見合わず (16時57分)

収入ランク、テニス選手はトップ50入らず (15時54分)

西岡良仁ら 能登半島地震の支援に参加 (15時25分)

26歳の躍進 カギは「ウナギ」にあり (14時58分)

ワウリンカとマレーは2回戦で敗退 (14時01分)

「WTA1000」 2大会連続同カードの決勝に (12時01分)

ローマ4強 ズベレフがV候補筆頭に (11時12分)

マレー、ラケット変更理由明かす (10時08分)

ガウフに快勝、女王が今季4勝目に王手 (8時40分)

マスターズ1000で2名のチリ人が4強の快挙 (7時32分)

ダニエル太郎 元世界9位に屈し8強逃す (3時14分)

西岡良仁 1回戦で途中棄権 (2時55分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (1時08分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsバウティスタ=アグ (0時40分)

トップ10に連勝!激闘制し4強入り (0時09分)

【動画】まさかのミスに審判も味方も爆笑 (0時00分)

5月16日

第1シード秋田史帆 8強入り (20時39分)

険悪ムードも20戦19勝1敗で4強 (18時45分)

西岡良仁 2日遅れで1回戦へ (16時26分)

ローマ4強 トップ3シードが健在 (15時48分)

3試合以上できる!平日シングルス大会 (15時24分)

快勝で2年ぶり4強 盤石のプレー披露 (14時28分)

【YouTube】マレー、ラケットをHEADからYONEXに変更?! 第1回「テニス Weekly News」 (14時02分)

WOWOW 特別企画の配信がスタート (12時00分)

「今が人生最高のテニス」快進撃で4強 (10時58分)

ズベレフ Big3に次ぐクレー記録に到達 (10時15分)

マレー 相手途中棄権で復帰戦白星 (8時31分)

ダニエル太郎 エルベール下し初戦突破 (7時18分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!