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(イタリア、ローマ)
イタリア国際(賞金総額134万ドル、ティア1、クレー)で木曜日は3回戦が行われたが、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)は、前日の2回戦での苦戦に続き、キレに欠く試合で第16シードのD・サフィーナ(ロシア)に6-7(2-7), 4-6のストレートで敗れる波乱に見舞われてしまった。
クレイステルスは、「以前彼女と対戦したときと同じように、今日もアグレッシブにプレーしようってだけ考えていた。でも、今日は上手く歯車が噛み合わなかった。僅差だったけど、大事なポイントを取ることができなかったのがいけなかったし、自信を持ったプレーができなかった。今日はお休みの日だったって思うようにするわ。」と、調整不足を感じているようだった。
今大会で2003年に優勝しているクレイステルスは、2回戦では予選上がりの森上 亜希子に4-6, 6-1, 6-3と辛勝していた。
一方、金星を手にしたサフィーナは「今日のキムはミスが多かった気がする。お陰で楽にポイントが取れる場面が多かった。今日は自分にこう言い聞かせていたの。“今このチャンスを物にできなかったら、きっと2度とこんなチャンスは巡って来ないわよ!”って。」と、チャンスに敏感に反応していた。
準々決勝へ駒を進めたサフィーナは、4強入りを掛けて第5シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。デメンティエワは第11シードのA・グローネフェルド(ドイツ)を7-6(7-1), 3-6, 6-1で振り切りベスト8入りを決めている。
第7シードのS・クズネツォワ(ロシア)は第10シードのA・ミスキナ(ロシア)を6-1, 6-4と一蹴し、V・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-0, 6-1とあっさり勝利を物にした予選勝者のR・オプランディ(イタリア)と準々決勝で顔を合わせる。
オプランディは、「準々決勝だなんて、本当に信じられない。予選を勝ち上がってベスト8まで勝ち上がってこれるなんて、この大会が始まった時には全く想像もできなかったことだわ。」と、本人も驚きを隠せなかった。
今シーズンからツアーに戻ってきて、好調を続けるM・ヒンギス(スイス)(今大会では1998年優勝)は、この日も第8シードのF・スキアボーネ(イタリア)を6-0, 7-5で退け8強入りを果たした。元世界ランキング1位の彼女は、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-3, 3-6, 6-4で下した第15シードのF・ペネッタ(イタリア)と準々決勝を行う。
「特に第2セットは厳しい展開だったわ。3-0とか4-1の数字だけみると大分リードしているように見えるけど、ワンブレイクしただけ。今日はサーブも良かったと思うし、ブレイクバックできた時は、“さあ、ここでしっかりキープして、その後の展開を待ちましょう。”って自分に言っていたの。」と、ヒンギスは試合を振り返った。
また、「今の自分はトップ選手に大分近づいていると思う。いつも勝てるとは思わないけど、早かれ遅かれその日がきっと来ると信じているわ。」と、自分でも調子の良さを実感しているようだった。
第6シードのP・シュニーダー(スイス)は第9シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)と3回戦を行い、6-7(2-7), 6-3, 1-6で敗れた。ヴィーナスの準々決勝の相手はJ・ヤンコビッチ(セルビア)で、K・シュレボトニック(スロベニア)を7-6, 6-1で下している。
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