露選手を猛批判「プロパガンダの一部」

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オリニコバ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間27日(現地26日)、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク65位のO・オリニコバ(ウクライナ)が予選勝者で同218位のE・プリダンキナに6-1, 6-2のストレートで完勝し初戦突破を果たすとともに、四大大会で初白星を挙げた。試合後、オリニコバはロシア国籍の選手について「プロパガンダの一部」と強い言葉で非難した。

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25歳のオリニコバは初出場となった今大会、1回戦で20歳のプリダンキナと対戦した。

この試合でオリニコバは終始主導権を握る安定したプレーを披露。相手に1度もサービスゲームをキープさせず快勝し、2回戦進出を決めた。

四大大会で嬉しい初白星を挙げたオリニコバだったが、試合後の会見ではロシアによるウクライナ侵攻や、ツアーにいるロシア選手たちについて厳しい言葉で持論を展開した。

記者からロシア選手との対戦について問われたオリニコバは、「コート上では私はプロとして仕事をしている。勝つ日もあれば負ける日もある」と語る一方、「この試合をショーのように扱うのは公平ではない」とコメント。さらに、ロシア軍による爆撃を受けたウクライナ国内のテニス施設の写真を会見場で記者たちに見せ、「ウクライナでは人々が亡くなり、テニスコートやスポーツ施設が破壊されている」と現状を訴えた。

また、「多くのウクライナ人アスリートが国を守るため戦争へ行き、命を落とした。民間人として自宅で殺された人もいる」と語ったうえで、「ここにいるロシア選手たちはプロパガンダの一部。沈黙することで政権を支持している」と主張。「多くの選手がSNSでの活動やガスプロム主催大会への参加を通じて、積極的にプロパガンダに関わっている」と厳しく非難した。

さらに、「ロシアの一般市民は、自分たちの好きなテニス選手たちが影響力をプロパガンダ支援に使っている姿を見ている」とし、「ツアー内の沈黙は私にとって非常につらいこと。スポーツ団体も行動を起こさなければいけない」と訴えた。

ロシアとベラルーシの選手が再び国旗付きで大会に出場する可能性について問われると、オリニコバはロシア国旗を「恐怖の象徴」と表現。「都市を破壊し、人を殺し、レイプし、奪うロシア兵たちが掲げているもの」としたうえで、「現在の情勢でロシア国旗を使用することは、ハーケンクロイツを掲げるのと同じ。違いはないと思う」と強い言葉で非難した。

また、ロシア選手たちとの関係については、「彼らは理解しようとしていない。ウクライナ人が亡くなっていることを気にしていない」とコメント。「もし本当に気にしているなら、影響力のある立場として声を上げるはずだ」と語った。

オリニコバは最後に、「私は必要なだけ何度でも言い続ける」と発言。「たとえ罰金や出場停止になったとしても、自分は正しいことをしていると感じる」と自身の姿勢を貫く考えを示した。

なお、オリニコバは2回戦で世界ランク83位のK・ビレル(オーストラリア)と対戦する。ビレルは1回戦で第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2026年5月27日9時29分)
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