女子テニスの最終戦WTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は日本時間9日(現地8日)、シングルス決勝が行われ、第6シードのE・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードのA・サバレンカを6-3, 7-6 (7-0)のストレートで破り、5戦全勝で初優勝を飾った。この結果、ルバキナは女子スポーツ史上最高額の賞金となる約8億400万円(5,235,000ドル)を獲得した。
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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
26歳で世界ランク6位のルバキナが同大会に出場するのは3年連続3度目。過去2度の出場はいずれも予選ラウンドロビンで敗退となっていた。
先月の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)でベスト4に入ったことで直前で最終戦への出場権を得たルバキナ。同大会では腰の負傷により準決勝を棄権し最終戦に向け大事を取ると、今大会は予選ラウンドロビンを3戦全勝で突破。準決勝では第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)を下し、初の決勝進出を果たした。
迎えた27歳で世界ランク1位のサバレンカとの顔合わせとなった決勝戦、ルバキナは13本のサービスエースを決めファーストサービス時に72パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは1度のブレークに成功。第2セットはタイブレークまでもつれたがこれをものにし、1時間47分でタイトルを獲得した。
5戦全勝での優勝を果たしたルバキナは賞金約8億400万円を獲得。これは女子スポーツ史上最高額の賞金であるとともに、男女を通じてプロテニスツアーで最高額の賞金となった。
なお、9日に開幕する男子の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)で全勝優勝を果たすと約7億7,900万円(5,071,000ドル)を獲得できる。
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