女子テニスのチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード、WTA250)は2日、シングルス決勝が行われ、第4シードのJ・チェン(インドネシア)が第7シードのK・ビレル(オーストラリア)を6-4, 6-3のストレートで下しツアー初優勝を飾るとともに、インドネシア人選手として23年ぶりのツアー優勝を成し遂げた。さらに、チェンは同日に行われたダブルス決勝でも勝利し、単複制覇を達成した。
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23歳で世界ランク82位のチェンは今大会、1回戦で予選勝者で同271位のC・ワーナー(ドイツ)、2回戦で同139位のL・フルヴィルトヴァ(チェコ)、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同659位のM・ポハンコバ(スロバキア)、準決勝で同171位のL・タラルディ(タイ)を下し決勝進出を果たした。
27歳で世界ランク117位のビレルとの顔合わせとなった決勝戦、チェンはファーストサービス時に63パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを各セット1度ずつに抑えると、リターンゲームでは試合を通じて5度のブレークに成功し、2時間で優勝を決めた。
チェンがツアー大会のシングルスでタイトルを獲得するのは今回が初。また、インドネシア人選手がツアー優勝を果たすのも2002年のA・ウィジャヤ(インドネシア)以来、23年ぶりの快挙となった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに試合後のチェンのコメントを掲載。チェンは「ラウンドを重ねるごとにプレーが良くなっていったと思う。そして今日は最高のテニスができた」と語った。
チェンは今回の優勝により、大会後に更新された世界ランキングで自己最高位となる世界ランク53位となった。
なお、チェンは同日に行われたダブルス決勝にもA・スーチャディ(インドネシア)とのペアで出場し、第1シードのS・ハンター(オーストラリア)/ M・ニクルスク(ルーマニア)組を7-5, 6-4のストレートで下してタイトルを獲得。今大会単複制覇を成し遂げた。
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