女子テニスの11月3日付WTA世界ランキングが更新され、大坂なおみは順位に変動なく世界ランク16位となり日本勢トップを維持した。
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WTAツアーでは今週は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場する最終戦WTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)が行われており、その他今週以降もツアー下部大会は開催されるが、通常のツアー大会は前週で終了。
前週のツアー大会に出場しなかった大坂は、今回更新された世界ランキングで順位に変動なく世界ランク16位となり、今季のツアー大会の日程を終えた。
2023年7月に出産した大坂は2024年からツアーに復帰。2024年シーズンは世界ランクなしの状態から世界ランク57位まで順位を上げ、復帰1シーズン目を終えた。
迎えた今シーズン。開幕戦となるASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)でいきなり準優勝を飾った大坂は、その後も着実に勝利を積み重ね、5月のツアー下部大会にあたるサン・マロ・オープン35(フランス/サン・マロ、レッドクレー、WTA125)では公式戦で約4年3ヵ月ぶり、出産後では初となる優勝を飾った。
さらに、8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)でも準優勝を果たした大坂は、8月から9月にかけて行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会では出産後初となるベスト4に進出した。
これらの活躍により、9月には出産から復帰後最高位となる世界ランク14位を記録した。
その後はアジアの大会を転戦し、10月には木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/大阪、ハード、WTA250)に8年ぶりに出場。同大会では8強入りしたが、2回戦で左脚を負傷し準々決勝は試合前に棄権。続く東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)も欠場すると、その後も試合に出場することなくツアー日程を終えた。
最後は負傷棄権という形となったものの、今季全体では出産から2シーズン目にして大きな成果を上げた大坂。
世界ランキングも年始の57位から現在は16位となっており、四大大会でもシードが付く順位に。来季の大坂のさらなる活躍に注目が集まる。
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