男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード、ATP500)は29日、ダブルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している柚木武/ R・ボパンナ(インド)組が第1シードのC・ハリソン(アメリカ)/ E・キング(アメリカ)組を4-6, 6-3, [18-16]の激闘の末に逆転で破り、決勝に駒を進めた。この勝利により、ツアー大会で初の決勝進出を果たした柚木は、試合後の会見で喜びを語った。
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27歳でダブルス世界ランク112位の柚木と、45歳で現在は同61位ながら元世界ランク1位の実力者であるボパンナは今大会、1回戦でC・ルード(ノルウェー)/J・トンプソン(オーストラリア)組、準々決勝で第3シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン) A・モルテニ(アルゼンチン)組を下し準決勝に駒を進めた。
一方、31歳のハリソンと33歳のキングは準々決勝でワイルドカードで出場した上杉海斗/ 渡邉聖太組を下し4強入りした。
この日行われた準決勝、第7ゲームでブレークを許した柚木とボパンナは、リターンゲームでは1度もチャンスを作れずに第1セットを先行される。それでも第2セットでは第6ゲームでブレークを果たし、セットカウントは1-1となる。
そして迎えた10ポイントのタイブレークで争われるファイナルセットで柚木とボパンナは3度のマッチポイントを凌ぐ粘り強さを見せ、最後は柚木のサービスに対するハリソンのリターンがネットにかかり勝利を収めた。
また、この勝利により柚木はツアー大会で初の決勝進出を果たし、タイトル獲得まであと1勝に迫った。
試合後の会見で柚木は、「ファイナルセットでは思いっきりやることを意識しました。今大会ではセカンドサーブを強気で行くというのが本当に鍵になると思っていて、ボパンナに指定されたコースにしっかり打つことだけを考えて腕を振りました」と語った。
続けて、「あまり酸素が回ってなかったので、最後サーブを決めた後に『まだポイントあったっけ?』と、終わってないのかと思っちゃっていました」と振り返った。
そして最後に、「初めてツアーの決勝に来れて嬉しいですし、思いきりできたらいいのかなと思ってます」と決勝への意気込みを口にした。
なお、柚木とボパンナは決勝で第2シードのH・ニス(モナコ)/ E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組と対戦する。同ペアは準決勝でA・エルラー(オーストリア)/ R・ギャロウェイ(アメリカ)組を下しての勝ち上がり。
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