男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフが世界ランク33位のA・ミケルセン(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで下し、3年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。この試合、メドベージェフはロブで頭上を抜かれた際、振り向きざまに放ったフォアハンドでウィナーを決めるスーパープレーで観客を沸かせる場面があった。
>>【動画】メドベージェフが放った振り向きざまのフォアハンドウィナー<<
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29歳で世界ランク11位のメドベージェフが同大会に出場するのは5年連続5度目。2022年には準優勝を飾っている。
そのメドベージェフは今大会、1回戦で世界ランク48位のQ・アリス(フランス)を6-2, 7-5のストレートで下しベスト8進出を果たすとともに、キャリア通算400勝目を達成。これは、現役選手としては同66位の錦織圭らに続き、10人目の快挙となった。
20歳のミケルセンとの顔合わせとなった準々決勝、メドベージェフは5本のダブルフォルトを犯しながらも1度もブレークポイントを与えずキープを重ね、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功。1時間25分で勝利を収め、準決勝へ駒を進めた。
また、この試合の第2セットではメドベージェフがロブで頭上を抜かれた際に振り向きざまに放ったフォアハンドでウィナーを決めるスーパープレーを披露し、観客を沸かせる場面があった。
勝利したメドベージェフは準決勝で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と世界ランク24位のF・コボッリ(イタリア)の勝者と対戦する。
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