世界1位 波紋発言を釈明

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サバレンカ
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女子テニスで世界ランク1位のA・サバレンカは8日に自身のSNSを更新し、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の女子シングルス決勝後に波紋を呼んだ発言を釈明した。

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27歳で世界ランク1位のサバレンカは今大会に第1シードとして出場し、1回戦で同86位のK・ラヒモワ、2回戦で同97位のJ・タイシュマン(スイス)、3回戦で同34位のO・ダニロビッチ(セルビア)、4回戦で第16シードのA・アニシモワ(アメリカ)、準々決勝で第8シードのジェン・チンウェン(中国)、準決勝で第5シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を下し、初の決勝に駒を進めた。

しかし、7日に行われた決勝では第2シードのC・ガウフ(アメリカ)に7-6 (7-5), 2-6, 4-6の逆転で敗れ準優勝となった。

この試合でアンフォーストエラーを70本犯すなど精彩を欠いたサバレンカは試合後の会見で「正直言って、今日はここ何ヵ月かでプレーした中で最悪のテニスだった。コンディションは最悪で、彼女(ガウフ)の方が私よりずっと上手だった。今までプレーした中で最悪の決勝だったと思う」と発言。

また「統計で確認しないと分からないけれど、私はただアンフォーストエラーばかりしていた。彼女が試合に勝ったのは、彼女が素晴らしいプレーをしたからではなく、私が客観的に見れば簡単なボールをミスをしていたからだと思う」と続けた。

さらに、準決勝でシフィオンテクが自身に勝利し決勝に進んでいたら優勝していただろうとも発言。

これらの発言がガウフに対して敬意を欠くものだと波紋を呼んでいた。

これに対しサバレンカはこの日、自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し釈明した。

「昨日は厳しい1日だった。ココ(ガウフ)は私よりもずっと上手くコンディションに対応し、勝利にふさわしいプレーを見せた。昨日は彼女の方が優れていたので、彼女にふさわしい評価を与えたいと思う」

「皆さんは私のことをわかっているでしょう… 私は常に正直で人間的な態度でこうした瞬間を受け止めている。70本ものアンフォーストエラーを犯してしまったので、私にとって素晴らしい日だったとは言い切れない」

「しかし、どちらも真実だ… 私はベストのプレーができなかった。一方、ココは立ち上がり、落ち着きと目的意識を持ってプレーした。彼女はタイトルを獲得した。敬意を表したい。休息を取り、学び、そしてより強くなって戻ってくる」


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(2025年6月9日10時35分)
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