男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間30日(現地29日)、ダブルス決勝が行われ、第1シードのM・アレバロ(エルサルバドル)/ M・パビッチ(クロアチア)組が第6シードのJ・キャッシュ(イギリス)/ L・グラスプール(イギリス)組を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り優勝を飾るとともに、史上6組目となる「サンシャイン・ダブル」を成し遂げた。
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34歳のアレバロと31歳のパビッチは昨年からペアを固定してツアーを転戦。昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制するなど安定した成績を残し、現在ともにダブルス世界ランク1位の座に就いている。
今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でも優勝を飾り今大会を迎えたアレバロとパビッチは、1回戦でR・マトス(ブラジル)/ M・メロ(ブラジル)組、2回戦でM・エブデン(オーストラリア)/ J・ピアース(オーストラリア)組、準々決勝で第7シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モルテニ(アルゼンチン)組、準決勝で第5シードのN・メクティッチ(クロアチア)/ M・ヴィーナス(ニュージーランド)組を下し2大会連続で決勝に駒を進めた。
決勝戦の第1セットは、両ペアともに質の高いサービスゲームを披露しキープを続けタイブレークに突入する。このタイブレークでアレバロとパビッチは開始から4ポイントを連取。このリードを守り切り先行する。
続く第2セット、アレバロとパビッチはファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、1時間36分で優勝を飾った。
この結果、アレバロとパビッチは同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する「サンシャイン・ダブル」を達成。過去この偉業をペアとして達成したのは5組のみで、アレバロとパビッチは6組目として名を刻んだ。なお、最後に達成したペアは2016年のPH・エルベール(フランス)/ N・マウー(フランス)組となっていたため、9年ぶりの快挙となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに両者のコメントを掲載している。
アレバロ「サンシャイン・ダブルは特別なことだと思うけど、そんなことは考えもしなかった。僕たちは良いプレーをしてきた。インディアンウェルズでは素晴らしい1週間を過ごし、いくつかの試合に勝った。そして、アメリカで連続優勝できたことをとても嬉しく思っている」
パビッチ「僕たちはトップに立てることを証明しているし、ダブルスは面白いゲームだ。非常に接戦なので、このような結果を出すのは簡単ではない。数試合勝つことは自信を高めるのに役立ち、それが過去数試合の僕たちの強みだったと思う」
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