11月13日から20日に行われる女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナル(スペイン/マラガ、室内ハード)に臨む日本代表が15日に発表され、大坂なおみら5名が選出された。一方で今回は柴原瑛菜がメンバーから外れた。
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日本は今年4月に行われた国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナル予選「日本vsカザフスタン」(日本/東京、ハード)に3勝1敗で勝利し、ファイナルへの出場権を獲得。
ファイナルでは昨年優勝国のカナダ、そして準優勝国のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカード(主催者推薦)のチェコに加え、予選を勝ち抜いたオーストラリア、ドイツ、イギリス、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、アメリカの計12ヵ国が世界一の座をトーナメント形式で争う。
日本は4月に行われた組合せ抽選の結果、初戦でルーマニアと対戦することが決定している。この試合の勝利国は、準々決勝で昨年準優勝国のイタリアと対戦する。イタリアはシードのためこの試合が初戦となる。
そしてこの日、杉山愛監督が会見を開きファイナルに臨む日本代表のメンバーを発表。内島萌夏、大坂、日比野菜緒、青山修子、穂積絵莉の5選手を代表に選出した。
会見で杉山監督は初戦のルーマニア戦について「厳しい戦いになることは間違いない」としつつ「実力を出し切れば日本が上なんじゃないかなと感じている」と自信も覗かせ、今大会の目標については「目指すはもちろん優勝」と語った。
一方、今回はこれまで代表入りし青山とダブルスを組んできた柴原の招集は叶わなかった。杉山監督は柴原が現在シングルスに注力している中で、今大会のメンバーから外れたことについて言及した。
「柴原選手は本当にシングルスが急成長している中で、やはり時期的な問題が彼女の中で大きく引っかかってしまったんじゃないかなと思っています」
「彼女はシングルスをやることによってフットワークもそうですし、技術力も確実に上がっていましたので、チームとしては本当に彼女に強く出てもらいたいという気持ちはありました。ただ、やはり彼女の中では来シーズンに向けてシングルスにも力を入れて行くというところで、苦渋の決断だったんじゃないかなと思います」
「本当にダブルスはキーになりますので、ここは青山・穂積にかけて力を入れていきたいと思います」
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