女子テニスのムバダラ DC オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は日本時間30日(現地29日)、第3シードの大坂なおみとワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク67位のA・クルーガー(アメリカ)のシングルス2回戦が行われたが、大坂から6-3, 3-1となった時点でクルーガーが棄権を表明。これにより、思わぬ形で大坂が初戦突破を決めるとともに、初のベスト8進出を果たした。試合後、大坂はハードコートへの移行直後に「芝の方が好きかもしれない」と感じたことを明かした。
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28歳で世界ランク13位の大坂が同大会に出場するのは2年連続3度目。過去2度の出場ではいずれも2回戦で敗退していた。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、大坂は2回戦が初戦となった。
この日、大坂は序盤から積極的に攻めて主導権を握り、第1セットを先取。第1セット中盤にはクルーガーが右足首の治療のためメディカルタイムアウトを取る場面もあったが、再開後も大坂の優位は変わらず。第2セットで3-1とリードしたところでクルーガーが途中棄権を申し出たため、大坂が思わぬ形で勝利を収めた。
大坂はこれで、準優勝を飾った6月のバート・ホンブルクオープン(ドイツ/バート・ホンブルク、芝、WTA500)、初のベスト8進出を果たした今月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続き、3大会連続で準々決勝に駒を進めた。
試合後のオンコートインタビューで大坂は「本当に気の毒。1日でも早い回復を願っています」とクルーガーを気遣った。
その後、会見に出席した大坂は、芝コートからハードコートへ移行した際の感覚について次のように明かした。
「ちょっと面白いんです。芝を離れるときは『またハードコートでプレーできる!』ってすごくうれしかったんです。でも最初にハードコートで練習したとき、『もしかしたら芝の方が好きかもしれない』って少し思いました」
「慣れるまでには少し時間がかかりました。でも、ハードコートで最初の練習をしたとき、『私のプレーは芝に向いている』と言われる理由がようやく分かったんです。すべての展開がずっと速いですからね」
それでも、シーズン後半の北米ハードコートシーズンは大坂がこれまで数々の好成績を残してきた舞台。この日も随所に持ち味を発揮し、ハードコートでの戦いに手応えを感じさせる内容となった。
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