日本テニス協会(JTA)は日用品大手の花王と協働し、ジュニア選手に向けた紫外線対策の啓発活動を進めている。
新たに「酷暑日」の名称が運用される今年の夏、全国14都県で延べ8000人の小中高生を対象に、日焼け止めなどをセットにした「紫外線対策キット」を配布。強い日差しの中でのスポーツ活動における課題解決が狙い。
JTAは2020年から花王の日焼け止めブランド「ビオレUV」をオフィシャルサプライヤーとして迎え、テニス競技における対策の重要性を発信してきた。2025年には、関東圏の高校生テニス部員に向けた実演交じりの講座を実施。2026年はより多くの選手へ知識を届けるため、全国でのキット配布と動画展開に踏み切った。
キットの配布対象は高校のテニス部員や、JTA主催大会に出場するジュニア選手。日焼け止めの試供品と、啓発動画の案内カードが手渡される。受け取った生徒を対象としたアンケートでは動画内容に95%以上が満足したと回答しており、対策の重要性に対する理解が得られたという。
8月以降は全国小学生テニス選手権大会(宮崎県)や全国中学生テニス選手権大会(滋賀県)、全日本ジュニアテニス選手権(東京都)といった主要大会の会場でも配布予定。JTAは日本代表選手への日焼け止め提供も実施しており、トップ選手の実践する姿を通じて一般プレーヤーの意識向上も図っている。
太陽の下でプレーするすべての選手たちが、安心して競技に取り組める環境づくりを目指す。
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