女王「最も難しい」苦戦も初戦突破

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女王シフィオンテク
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女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間15日(現地14日)、シングルス2回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク69位のV・グラシェバ(フランス)を6-0, 6-7 (8-10), 6-2のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに3年連続3度目のベスト16進出を決めた。

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23歳のシフィオンテクは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)3連覇を達成。さらに「WTA1000」大会で4度の優勝を果たしており既に5勝を記録。なお、直近ではパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)に出場し銅メダルを獲得している。

そのシフィオンテクはクレーコートからハードコートに移行し臨んだ初戦で24歳のグラシェバと対戦。開始から主導権を握ると1ゲームも取られず、わずか22分で第1セットを先取する。

続く第2セット、シフィオンテクは第4ゲームでブレークに成功しゲームカウント5-2とリード。しかし、第8ゲームで4本のマッチポイントとなるブレークチャンスを活かせず、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックを許す。そしてサービスキープしもつれ込んだタイブレークを落とし1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、シフィオンテクは第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークを返されるも第5ゲームから4ゲームを連取し2時間11分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「確かに、ローランギャロス(全仏オープン会場)の遅いサーフェスから速いサーフェスへの移行はおそらく最も難しい。しかし、だからこそ私は自分のパフォーマンスに満足しているし、次の試合を楽しみにしている。まだ努力を続け、取り組んできたことを実践するつもりだけど結果にはあまり重点を置いていないわ」と語った。

勝利したシフィオンテクは3回戦で第15シードのM・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは2回戦でL・サン(ニュージーランド)を6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。


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(2024年8月15日17時34分)
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