ズベレフ 脅威の守備力で8強

男子テニスのジュネーブ・オープン（スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250）は２３日、シングルス２回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場する第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が世界ランク７５位のＣ・ユーバンクス（アメリカ）を6-2, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにベスト８進出を決めた。

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前週のBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）では４回戦でＤ・メドベージェフに敗れ８強入りを逃したズべレフ。ジュネーブ・オープンに出場するのは２０１９年以来４年ぶり３度目であり、当時は初出場で優勝を飾っている。

大会初戦となったこの日、ズべレフはファーストサービスが入ったときに８８パーセントの高い確率でポイントを獲得。ユーバンクスに１度もブレークを許さないとリターンゲームでは４度のブレークに成功し、１時間７分で勝利。第１セット、ゲームカウント3-1とリードして迎えた第５ゲームでは40-15としたズべレフが驚異の守備力を見せ、ブレークに成功している。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載され「とてもうれしいね。ここで準々決勝に進めたこと、そしてここに戻ってこれたことがうれしい。天気もいいし、街も美しい。観客も素晴らしかったし、今日は本当に楽しめたよ」と語った。

勝利したズべレフは準々決勝で世界ランク５９位のウー・イービン（中国）と対戦する。ウーは２回戦で同８１位のＭ・ヒュースラー（スイス）を6-4, 4-6, 7-6 (8-6)のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第６シードのＴ・フリークスポール（オランダ）、世界ランク４９位のＪ・Ｊ・ウルフ（アメリカ）、同８６位のＩ・イヴァシカ、同８５位のＣ・オコネル（オーストラリア）が２回戦に駒を進めている。

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