女子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）は２３日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク１３８位の日比野菜緒は第２５シードのＭ・トレヴィサン（イタリア）に4-6, 3-6のストレートで敗れ、３回戦進出とはならなかった。

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日比野は１月のタイ・オープン（タイ/ホアヒン、WTA250）で今季ツアー初白星を飾り、２回戦に進出した。先月行われたATXオープン（オースティン/アメリカ、ハード、WTA250）には予選から出場し、予選決勝で敗れるもラッキールーザーで今季３度目のツアー本戦に進出。１回戦で当時世界ランク６７位のＡ・カリンスカヤにフルセットで敗れていた。

そして２年ぶり５度目の出場となったマイアミ・オープンでは予選２試合に勝利して本戦入り。１回戦では世界ランク６８位のＤ・コビニッチ（モンテネグロ）を6-3, 6-3のストレートで破り、大会初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした。

この日、序盤からブレークを奪い合うと第６ゲーム終了時点で日比野が4-2とリード。しかし、第８ゲームでブレークバックを許しイーブンとされると第１０ゲームでは２度目のセットポイントとなるブレークポイントをものにされ、第１セットを先取される。

続く第２セット、互いにブレークを許さず一進一退の攻防となるも第６ゲームでブレークを許した日比野。トレヴィサンのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第９ゲームでは２度目のマッチポイントをものにされ、１時間２１分で力尽きた。

勝利したトレヴィサンは３回戦で世界ランク５９位のＣ・リウ（アメリカ）と対戦する。リウは２回戦で同９４位のＪ・グラバー（オーストリア）を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第３シードのＪ・ペグラ（アメリカ）、第６シードのＣ・ガウフ（アメリカ）、第１２シードのＬ・サムソノヴァ、第１３シードのＢ・ハダッド=マイア（ブラジル）らが３回戦に駒を進めている。

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