全豪OPとダンロップが契約更新

住友ゴム工業株式会社
ダンロップが来年以降も全豪OP公式試合球に
画像提供:住友ゴム工業株式会社

29日に閉幕した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とダンロップを展開する住友ゴム工業株式会社のオフィシャルパートナー契約の更新が27日に発表され、「Dunlop Australian Open」が公式球として2024年から5年間継続して使用されることが決まった。

このことにより、ダンロップは全豪オープン公式ボールサプライヤーとなるほか、ユナイテッド・カップを含む全豪オープン前哨戦の公式ボールサプライヤーを務める。このほか大会期間中のブース出店、テニスボール関連のオフィシャルグッズの製造・販売などを継続して行っていく。

ダンロップとテニス・オーストラリア(協会)は、日本を含むアジア地域のジュニア育成活動のための大会「Dunlop Road to the Australian Open Junior Series」(「全豪オープンジュニア」のワイルドカード選手権)の開催や、大会使用球納品時のボール缶のプラスチックふた廃止を通じたSDGs活動などの取り組みを実施している。

今回のオフィシャルパートナー契約更新にあたり、テニス・オーストラリアのクレイグ・タイリー会長と、住友ゴム工業株式会社の山本悟 代表取締役社長のコメントが発表された。



【テニス・オーストラリア クレイグ・タイリー会長】
「ダンロップとのパートナーシップ契約を延長することができ、大変光栄に思います。ダンロップとは過去数年間親密な関係を築いてきており、ボール製造に対する姿勢に感銘を受け続けています。私たちはあらゆるレベルのプレーヤーに対して、ベストなプレー環境を提供し続けることを目標としており、ダンロップの安定した品質のボール提供はこの目標達成に通じています」

「ダンロップのテニスビジネス参入100周年を祝いつつ、テニス業界を共に盛り上げていけるような強固な関係を今後も構築していくことを楽しみにしています」

【住友ゴム工業株式会社 山本悟 代表取締役社長】
「このたび、『全豪オープン』とオフィシャルパートナーとしての契約を更新することができ、大変嬉しく思います。また、今年英国でのダンロップテニスボール生産開始から100周年を迎えますが、このテニス事業参入の節目の年に契約更新の発表ができ、大変光栄です」

「2018年に契約を結んでから過去5年間、当社はトップ選手の皆さまに可能な限りベストなコンディションでプレーしていただけるよう、テニスボールの品質に細心の注意を図り、選手の皆さまに満足していただき最高の安心とヨロコビを提供できるような、ボール開発の努力を重ねてまいりました。この努力が、選手ファーストで”Happy Slam”と呼ばれる、「全豪オープン」の選手サービスレベルの向上に少しでも貢献できていれば幸いです」

「過去5年間、『全豪オープン』とダンロップは、アジア地域のジュニア育成活動やSDGsの取り組みなどを通じて、互いにかけがえのないパートナーとして成長してまいりました。100周年を迎えるダンロップのテニス事業を契機として、今後、さまざまな分野での新しい取り組みやコラボレーションを通じ、素晴らしいパートナーシップを構築していけることを楽しみにしています」

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(2023年1月30日20時02分)
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