前週女王が4強 サッカリ撃破

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オンス・ジャバー、マリア・サッカリ
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女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第9シードのO・ジャバー(チュニジア)が第4シードのM・サッカリ(ギリシャ)を1-6, 7-5, 6-1の逆転で下し、大会初のベスト4進出を決めた。

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前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)でキャリア2勝目を飾り、自身初となるWTA1000のタイトルを獲得したジャバー。

今大会は初戦で世界ランク26位のS・シルステア(ルーマニア)を、2回戦では同41位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)を、3回戦では同40位のY・プチンセワ(カザフスタン)をそれぞれストレートで下し、8強入りを決めていた。

この日は、世界ランク4位のサッカリ相手に第2ゲームからブレークを許すと、その後も第6ゲームに2度目のブレークを奪われて第1セットを先行される。

続く第2セット、3つのブレークを許し、第7ゲーム終了時点で2-5と苦しい状況のジャバーだったが、終盤に5ゲームを連取。計4つのブレークを奪って1セットオールとする。

ファイナルセット、勢いに乗ったジャバーは2度のブレークに成功して、2時間の試合を制している。

女子テニス協会のWTAは試合後のジャバーのコメントを公式サイトに掲載。次のように熱戦を振り返っている。

「2-5の時、頭の中で『あの素晴らしい2・3週間を、こんな風に終わらせることはできない』と言い聞かせた。それが私の原動力となった」

「マリア(サッカリ)と対戦するのは簡単なことではない。最初は自分のリズムがつかめなかった。でも今までの経験を生かして、勝つことができたので本当にうれしい」

勝利したジャバーは準決勝で世界ランク23位のD・カサトキナと対戦する。カサトキナは準々決勝で対戦相手のJ・タイシュマン(スイス)が途中棄権をしたことで勝ち上がりが決まった。

同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第3シードのA・サバレンカが4強へ駒を進め、準決勝で激突する。




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(2022年5月14日9時49分)
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