男子テニスのノベンティ・オープン（ドイツ/ハレ、芝、ATP500）は１５日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク５７位の錦織圭が同８４位のＲ・ベランキス（リトアニア）を6-3，2-6，6-2のフルセットで破り、初戦を突破した。会見では２回戦で対戦する同５２位のＳ・コルダ（アメリカ）について「サービスがよくてストロークも安定しているので、そんなに隙がない選手ですね」と語った。

＞＞錦織らノベンティOP対戦表＜＜

＞＞錦織vsコルダ 1ポイント速報＜＜

今シーズンの芝初戦を戦った錦織は、ファーストサービスが入ったときに６８パーセントの確率でポイントを獲得。４度のブレークに成功し、１時間４０分でフルセットの試合を制した。

試合後には元世界ランク２位のＰ・コルダ（チェコ）の息子であるセバスチャンについて「彼は小さいころから知っていて、本当に小学生とかから知っていたのでここまで強くなるとは思っていませんでした」と明かした。

「ボレーもできるし。トップに行く素質を結構持っている選手ですね。なのでサービスがいい分芝は強いのかなと思いますね。初めての対決で同じＩＭＧ育ち同士なので試合はしたことはないですけど練習は何回もあるので、いろんな意味で楽しみな選手です」

コルダは１回戦で第６シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）をストレートで下しての勝ち上がり。両者は初の顔合わせとなる。

同日の１回戦では第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）、第４シードのＡ・ルブレフ、世界ランク２１位のＦ・オジェ アリアシム（カナダ）らが２回戦へ駒を進めた一方、第１シードのＤ・メドベージェフは姿を消した。

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