人種差別反対の意思を表明

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フランシス・ティアフォー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク81位のF・ティアフォー(アメリカ)は1日にインスタグラムを更新し、アメリカのミネソタ州で起きた事件に対する意思を表した動画を公開した。

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ティアフォーは動画の冒頭で2019年の全米大学体育協会のテニス競技優勝者であるアヤン・ブルームフィールドと並んで登場。ティアフォーが「今はとても大変な時期だが、今は僕らの思いを表現するときだ」と始め、ブルームフィールドが「手をあげて不正義への反対の意思をジェスチャーで示しましょう。これは間違いなくテニスより大きな問題で、階級や性別など関係なくともに行いましょう」と続いた。

その後2人はラケットを足元に置き、両手を上にあげた。動画には#RAQUETSDOWNHANDUP(ラケットを置いて手をあげる)と#HANDSUPDONTSHOOT(手をあげている。撃たないで)のハッシュタグが表示された。

動画の後半では様々な男女プロテニス選手、元プロテニス選手、ツアーのテニスコーチたちが両手をあげる姿が公表された。選手の中にはG・モンフィス(フランス)JW・ツォンガ(フランス)J・ブレイク(アメリカ)S・ウィリアムズ(アメリカ)大坂なおみS・スティーブンス(アメリカ)C・ガウフ(アメリカ)が参加した。

25日に黒人男性が拘束時に白人警察官に首を圧迫されて死亡した問題。目撃者による動画が広まり、事件は人種差別の象徴として社会問題となっている。




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(2020年6月1日20時58分)
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