HOME → レッスンTOP → スペシャルコラムTOP → パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 下巻 |
|
SPECIAL COLUMNS |
||||||||||||
Vol.27 パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 下巻 |
||||||||||||
最後に、スライス主体の人がパートナー、というケースを考えてみよう。 スライス主体のプレイヤーが得意としているのは、足元に沈めるリターンや意外なタイミングでのロブなどだ。トップスピンで相手を圧倒できないというハンディはあるが、代わりにボールを前後左右、また上下に打ち分けて翻弄するという長所を持っている。その意味では前に述べた「テクニシャン=非力」タイプと似ている面もある。 ただ決定力には差がある。テクニシャン・タイプには一発で局面を打開する決定力はあるが、スライス主体タイプにそれは期待できない。粘ることはできるが、決めるショットがないのだ。 その短所を補うのがあなたの役目だ。パートナーにチャンスメイク、またはピンチをしのぐショットを任せて、自分がそのフォローを担当。つくる人、決める人という役割分担が明確になっているわけだ。 またどうしても威力に欠けるため、相手前衛にポーチを狙われやすい面もあるので、その状況では自分も素早く後ろに下がって、ポーチに備えることも必要だ。 パートナーの調子が悪くなった場合は、一度ラケットから利き手を離し、リラックスするようアドバイスしよう。スライス主体の人はタッチが生命線。手に力が入りすぎていると、ショットに狂いが生じる。そんなときは、一度ラケットから手を離すと、案外、リラックスできるものだ。タイミングを見計らって、助言してみよう。 |
||||||||||||
自分も後ろに下がっておけば、相手のポーチが無力化することもある スライス主体とみれば、相手はどんどんポーチを仕掛けてくることが多い。もしその展開になったら、あらかじめ自分も後ろに下がっておけばいい。狙い所が限られるので、相手もポーチのコースに迷うはずだ |
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
スペシャルコラム 一覧
Vol.29実戦想定球出しメニュー 下巻 Vol.28実戦想定球出しメニュー 上巻 Vol.27パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 下巻 Vol.26パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 上巻 Vol.25誰にでもできる簡単ネット予測 シングルス 下巻 Vol.24誰にでもできる簡単ネット予測 シングルス 上巻 Vol.23上級者の甘い罠に気をつけろ! Vol.22トスは前に上げすぎてはいけない! Vol.21次の対戦相手の試合の見方 Vol.20試合でも使えるミス矯正法 Vol.197つのステップアップ・サービスメニュー Vol.18あなたのボレーはシングルス向き?ダブルス向き? Vol.17最先端テクニックの落とし穴 Vol.16急造ペアの即席コンビネーション Vol.15流れや展開を読む 下巻 Vol.14流れや展開を読む 上巻 Vol.13テニスの身体 下巻 Vol.12テニスの身体 上巻 Vol.11ボレーの極意と心構え 下巻 Vol.10ボレーの極意と心構え 上巻 Vol. 9 スライスで翻弄せよ Vol. 8 逆をつくサービス・コンビネーション Vol. 7 メンタルステージの高め方 下巻 Vol. 6 メンタルステージの高め方 上巻 Vol. 5 安定感を高めるアドバイス集 Vol. 4 Serve&Volleyの傾向と対策 シングルス 後編 Vol. 3 Serve&Volleyの傾向と対策 シングルス 前編 Vol. 2 シングルスプレイヤーのためのダブルス戦略 Vol. 1 こんなとき、パートナーになんて言う? |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.