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復活バドサ「辞めた方が...」

ポーラ・バドサ
全米OP初16強入り果たしたバドサ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間31日(現地30日)、女子シングルス3回戦が行われ、第26シードのP・バドサ(スペイン)が世界ランク122位のE・ルースを4-6, 6-1, 7-6 (10-8)の逆転で破り、大会初のベスト16進出を果たした。試合後の会見では怪我からの復帰に苦しんでいたとし「心の中では、辞めた方がいいかもしれない」と過去に感じていたと明かした。

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26歳のバドサは2021年から2022年にかけてツアー3勝をあげると、2022年4月には自己最高の世界ランク2位に浮上。四大大会の優勝候補に入るなど現時点でのキャリア全盛期を迎えた。しかしその後は腰や背中の負傷により度々ツアーを離脱。今年の5月には140位にまで落ち込んでいた。

それでも5月以降から調子を上げると今月のムバダラ・シティ・DCオープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)で約2年半ぶりとなる優勝を飾り、ツアー4勝目をマーク。さらに全米オープン前哨戦となるシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)では4強入りした。

そのバドサが全米オープンに出場するのは2022年以来2年ぶり5度目であり2回戦進出が最高成績となっている。それでも今大会では1回戦で世界ランク73位のV・ゴルビッチ(スイス)、2回戦で同48位のT・タウンゼント(アメリカ)を下し3回戦進出を決めた。

そしてこの日の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うとゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームでバドサが3度目のブレークを許し先行される。それでも続く第2セットでは第2ゲームから一気に6ゲームを連取し1セットオールに追いつく。

ファイナルセット、バドサは第5ゲームでブレークに成功するも直後の第6ゲームでブレークバックを許す。その後、第11ゲームで2度目のブレークを奪い第12ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるもここでブレークバックされタイブレークに突入。拮抗した展開となるも5度のミニブレークに成功したバドサが2本目のマッチポイントをものにし2時間32分の激闘を制した。

試合後の会見でバドサは「心臓発作を起こしそうになったわ。本当に厳しい試合だった。彼女は非常に高いレベルでプレーしていた。戦い抜いたわ。タイブレークでは何が起こるか分からないけど、感情とプレッシャーをうまくコントロールできたと思う。試合に勝ててよかった」とコメントした。

また、怪我から復帰し苦しんだ時期について質問を受けたバドサは次のように言及した。

「私にとって最悪の時期はシーズン中盤だった。本当に最悪だった。怪我からの復帰は何が起こるか分からない。シーズン序盤は大丈夫だったが、結局背中の怪我にも苦労して、うまく対処できなかった。その時の結果は期待していたものとは違った。本当に最悪だったわ」

「特にマドリッドの後、何をしたらいいのか分からない瞬間があった。心の中では辞めた方がいいかもしれない、最高レベルでなければこのスポーツをしたくない、あの時のランキングには戻れない、などと考えていた。それが私の性格。世界のトップや最高の選手の中にいなければ、このスポーツをやりたくないと感じていた」

「当時、私は本当にひどいプレーをしていて、解決策も見つけられなかったが、チームと一緒にいて、プロセスを信頼する以外に選択肢はなかった。プロセスは良かったと思う。うまくやっていたけど時間と忍耐が必要だった。最も重要なのは、背中が本当によくなったこと。そして、ようやくここアメリカでのシーズンでそれを証明できた。私の努力が報われたと思う」

勝利したバドサは4回戦で世界ランク80位のワン・ヤファン(中国)と対戦する。ワンは3回戦で第20シードのV・アザレンカを6-4, 3-6, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。

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