男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク42位の
ジャン・ジジェン(中国)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下し、世界ランク1位として臨んだ最初の大会で決勝進出を果たした。
>>錦織 圭vsナヴォーネ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、フリッツら ロスシー国際組合せ<<>>ダニエル 太郎、シェルトンら マヨルカ・チャンピオンシップス組合せ<<22歳のシナーが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は準々決勝で途中棄権し大会を去った。
シナーは6月10日付のATP世界ランキングで初の世界ランク1位の座に就いており、王者として迎える初の大会となった今大会は1回戦で同27位の
T・フリークスポール(オランダ)、2回戦で同45位の
F・マロジャン(ハンガリー)、準々決勝で同41位の
J・シュトルフ(ドイツ)を下し4強入りした。
迎えた準決勝は両者ともにファーストサービスのイン率が65パーセントを超え、ファーストサービス時のポイント獲得率で80パーセント以上を記録する質の高いサービスゲームを展開。シナーは第1セットの第9ゲームでこの試合の自身唯一のブレークポイントをものにし先行すると、第2セットでは第12ゲームで相手のセットポイントとなるブレークポイントをしのぎ、タイブレークの末に接戦を制した。
シナーが芝コートのツアー大会で決勝に進出するのは今回が初。男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。
「とても意味のあることだ。決勝までの4試合はとても厳しい戦いだった。今日はいい試合だったね。昨日よりも間違いなくラリーが多かったし、それは今日僕に必要なことだった。うれしいし、明日がどうなるか楽しみだよ」
勝利したシナーは決勝で第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
シナーとフルカチュは今大会のダブルスにペアとして出場しており、決勝はダブルスのパートナー対決となった。なお、ダブルスは準々決勝で敗退している。
仮にシナーが今大会を制すると、世界ランク1位として臨む最初の大会で優勝する史上8人目の選手となる。
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