女子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)は13日、シングルス2回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用し出場した世界ランク400位の
A・クルニッツ(セルビア)が第1シードで同5位の
J・ペグラ(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで破る金星を挙げ、2018年以来6年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsアンドレースク 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、クルニッツらリベマOP組合せ<<2018年大会では決勝で
K・フリッペンス(ベルギー)を下しキャリア初のツアー優勝を飾ったクルニッツ。今大会の1回戦では世界ランク147位のJ・ポンシェ(フランス)を4-6, 6-2, 6-1の逆転で下し初戦を突破した。
そしてペグラと顔を合わせた2回戦の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。クルニッツは3-3の場面から4ポイントを連取し先行する。しかし、続く第2セット、再びタイブレークにもつれ込むと3度のミニブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1・第2ゲームでブレークポイントを握り合うも両者サービスゲームをキープ。直後の第3ゲームでクルニッツが先にブレークに成功するとその後はブレークを許さず、2時間44分の激闘を制した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにクルニッツのコメントを掲載し「芝で彼女(ペグラ)に勝つには間違いなく多くのことが必要になる。今日は自分の全てを出し切ったと思う。これ以上のことはできなかった。今日は自分の100パーセントの力でプレーできた」と語った。
勝利したクルニッツは準々決勝で予選勝者で世界ランク138位の
D・ガルフィ(ハンガリー)と対戦する。ガルフィは2回戦で第5シードの
V・クデルメトバを6-3, 3-6, 7-5のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
L・サムソノヴァ、第3シードの
E・アレクサンドロワ、世界ランク173位のR・モンゴメリー(アメリカ)が8強に駒を進める。
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