男子テニスで元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)は9日、ダートマス大学の卒業式に登場しスピーチを行った。
>>【動画】フェデラーが大学の卒業式でスピーチ<<>>大坂 なおみvsメルテンス 1ポイント速報<<現在42歳で、2022年9月のレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)を最後に現役を引退したフェデラー。
四大大会シングルス通算20勝を誇るテニス界のレジェンドは9日、卒業式のスピーチを行っており、男子プロテニス協会のATP公式サイトは10日に内容の一部を掲載した。
「本当に僕がどれほど興奮しているか、皆さんには分からないでしょう。覚えておいてほしいのは僕が大学のキャンパスに足を踏み入れるのは文字通り2度目だということ。しかし、どういうわけか、博士号を授与してくれるんです(笑)。僕はスピーチをするためにここに来ただけなのに“ドクター・ロジャー”として家に帰れます。これはかなりうれしいボーナスです」
また、フェデラーは引退生活について「では、自分の時間をどう使うか?まず父親だから、子供たちを学校に車で送る?知らない人とオンラインでチェスをする?家の掃除をする? いや、本当のところはテニスの卒業生として生活を楽しんでいます」とテニスからの引退ではなく卒業という言葉で言及した。
そして卒業生に向けて「スイスや世界のどこかの街で僕を見かけたら... 20年後でも30年後でも... 白髪でも髪が無くても... 僕を呼び止めてこう言ってほしい。『あの日、私はそこにいました。僕は2024年の同級生なんです』と。僕はこの日を決して忘れませんし、あなたも忘れないだろうと分かっています」と述べた。
最後にフェデラーは「どんな試合を選ぶにせよ、ベストを尽くしてください。ショットを打ってください。自由にプレーしてください。すべてに挑戦してください。そして何よりも、お互いに親切にしてください。そして楽しんでください」と未来についてテニスの試合に例えて締めくくった。
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