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「最もクレイジーな逆転劇」

ステファノス・チチパス
全仏OP8強入りを果たしたチチパス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第9シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク35位のM・アルナルディ(イタリア)を3-6, 7-6 (7-4), 6-2, 6-2の逆転で破り、2年連続4度目のベスト8進出を果たした。試合後チチパスは「最もクレイジーな逆転劇だった」と語った。

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25歳で世界ランク9位のチチパスは今季、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で今季初優勝を果たすとともに2022年以来2年ぶり3度目の大会制覇。続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)で準優勝した。

全仏オープンに出場するのは8年連続8度目であり、2021年には準優勝を飾っている。今大会では1回戦で世界ランク54位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、2回戦で同83位のD・アルトマイアー、3回戦で同44位のジャン・ジジェン(中国)を下し16強入りした。

そして4回戦、3回戦で第6シードのA・ルブレフをストレートで下した23歳のアルナルディと対戦。第1セット、チチパスは5度のブレークチャンスを掴むも活かすことができず、第4ゲームでブレークを許し先行される。

続く第2セット、第5ゲームでブレークを許したチチパスは第9ゲーム、3度のセットポイントとなるブレークポイントを握られるも凌ぎサービスキープ。するとアルナルディのサービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第10ゲームでブレークバックに成功しタイブレークにもつれ込む。一進一退の展開となるも3-4の場面からチチパスが4ポイントを連取し、1セットオールに追いつく。

そして第3セット、チチパスは2度のブレークを奪いセットカウント2-1と逆転に成功。第4セットでは開始から4ゲームを連取するとブレークバックを許さず、3時間11分で勝利した。

試合後チチパスは「今日は頑張らなければならなかった。これまでで最もクレイジーな逆転劇だった。試合全体を通して、彼の方に勢いがあったように見えた。僕はベストを尽くし、彼を動かそうとしたけど実際には何もうまくいっていなかったし、とてもイライラした」とコメントした。

「今日、逆転できたのは精神力のおかげだ。第2セットの(ゲームカウント)3-5のときでさえ、逆転できると感じていた。この試合をひっくり返す力は僕にあったし、4-5でブレークしたときのゲームはチャンスがあると感じた。長い間テニスで経験した最大の喜びだったと思うよ」

勝利したチチパスは準々決勝で第3シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは4回戦で第21シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3, 6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)と第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が8強に駒を進めた。

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(2024年6月3日11時01分)

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